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思考習慣のコンパス

こんにちは、思考習慣改善コーチ⌘みはしつやこ です。

夫婦やパートナーとのコミニュケーションがすれ違うことって、ありますよね。
「言わなくてもわかる」
「察して欲しい」
「いちいち言わせないで」‥

ここですぐに、適切な言葉で伝えればシンプルに済むものを、言わない代わりに大きな音をたててドアを閉めたり、咳払いや舌打ちをしたり、ハデなため息をついたり‥

家庭や職場では、それぞれ妻、夫、母、父、または上司と部下、営業とアシスタント等、社会的または対人関係上の役割が存在していますが、近い関係ほど相手に対して世間的な価値観を押し付けてしまいがちです。

「妻は‥であるべき」
「夫は‥であるべき」
「部下は‥であるべき」

そして、その「べき」の思惑が外れると相手には腹が立つのです。いや、「察するべき」「言わなくても解っているべき」と思い込んで、勝手に腹を立てている、という方が現実かもしれません。言葉がまだ話せない赤ちゃん相手なら、養育する側が表情や態度から察して応じることが必要ですが、大人になって同じようなことを相手に求めるのは、甘えでしかなくなります。

。言葉で共感を得られなければ、決してリーダーにはなれない。今の時代、黙っていても察してもらえるというのは、甘い考えだと思う。
川淵三郎(Jリーグ初代チェアマン、日本バスケットボール協会会長)
1936年12月3日生まれ

近い関係ほど、当たり前の感覚で出てしまう「甘え」。
思っていることを、素直に話すだけなら数十秒で済むものを、甘えてしまうと何日も、酷い場合は何年もこじらせてしまいかねない。
それこそ、時間と労力の無駄になると考え直さなくてはなりません。
 

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