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思考習慣のコンパス

こんにちは、思考習慣改善コーチ⌘みはしつやこ です。

「つり合いが取れている」とか「バランスがいい」と感じる状態に、我々は心地よさを感じるようです。どこかが極端に偏ってどこかがシワ寄せを被っていて、という状態は、少しの時間なら持ちこたえられても、すぐ不快な気持ちが覆ってきて、その状態を断絶したり、打開したり、改善を試みて何とかバランスが取れるように行動します。

住宅の条件が、そのいい例だと思います。
駅から近い所がいい、日差しを求めたい、窓からの眺めを楽しみたい、風通しが良い方がいい、湿気対策が取られてあるか否か、とにかく新築がいい…そうした自分にとっての求める条件が揃った家が見つかったとして、予算が釣り合わない…

そうすると、次は優先順位は何か?を基準に、妥協していいところ、どうしても譲れないところを出して、絞り込んでいく作業はまさに「自分の中でバランスが取れる」地点を探り当てる作業だと思います。

建築家は、相反する要求条件でも、いずれをも切り捨てることなしにうまく処理しなければなりません。
ル・コルビュジェ(建築家)1887年10月6日生まれ

立ち戻って、自分自身のココロの状態はどうでしょうか?日々様々に変化する中で、バランスが保てるような考え方が出来ているでしょうか。
例えば「白黒思考」。物事を0か100、白か黒か、All or Nothingで判断する考え方です。

100で無ければ意味がない、という考え方は「潔い」と言えるでしょうが、実生活でこれを発揮していると、ジワジワ確実に行き詰まりますね。

力の入れどころと抜きどころがあるように、どこかで落としどころのある、上手いバランスが取れる考え方が出来ると、気持ちが少し楽になるのではないでしょうか。

全ての条件が揃っている訳ではないけれど、心地良さがある家のように‥


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