ジャンプ+の最高な読み切り5選

最近盛り上がっている「ジャンプ+」。日本のコミック雑誌の天下である週刊少年ジャンプの兄弟コンテンツとして売り出されたジャンプ+は、コミック売り上げ、アニメのクオリティ共に本誌作品と匹敵する評価を得ている「SPY×FAMILY」、一話が大評判を巻き起こし、現在でもジャンプ+の看板作品である「怪獣8号」、とにかく面白すぎるという声しか聴かない「ダンダダン」など、現行連載陣だけでもこんなに豪華。ツイッターでトレンドに乗らなかった週がない「タコピーの原罪」や、チェンソーマンの作者がその名をマンガ好きの間に知らしめた怪作「ファイアパンチ」なども過去連載していたなど、まさに今一番盛り上がっているマンガ雑誌アプリである。私が好きな連載は記憶喪失を世界一うまく使った野球漫画「忘却バッテリー」、全てのキャラが魅力にあふれる銀行ギャンブル漫画「ジャンケットバンク」、軽妙な会話劇から繰り出される最高にくだらないギャグ漫画、「放課後ひみつクラブ」、最近終了してしまったが漫画におけるメタ表現をすべてやり切った「全部ぶっ壊す」も好きだった。

そんなジャンプ+、読み切りも高頻度で掲載していて、かつとても面白いのをご存じだろうか。ジャンプ+の読み切りは実験作というか、味のある荒削り感というか、なんとも粋な味があるのだ。今回はそんな読み切りから特に面白いと感じた5作品を紹介していく。ネタバレなしの軽い紹介です。本当にネタバレが嫌いな人は呼んでください。全部。読み切り。

1.嘘つきは地獄の始まり

嘘の否定をテーマに嘘の肯定を描く漫画。とりあえず誰かに薦めるならこれ。終盤の展開は漫画で出来る表現の素晴らしさを感じさせる名作。

2.キスしたい男

前述したタコピーの原罪の作者、タイザン5先生の読み切り。勿論タコピーらしく伏線もばら撒かれており、それが回収されるという最高の漫画体験を出来るのだが、この漫画の本質はやはり登場人物の不器用故に繊細な感性にあるのだと思う。

3.かいだんし

異色のホラー作品。とある男が学園祭にて怪談を披露する話。途中の展開で先が読めてしまう方もいると思うが、それでも読んで欲しい!

4.干からびたミミズ

青春漫画の傑作。読み進むにつれてのゾクゾク感は最高。割とえげつない話なのだが、それでもどこか共感する気持ちはこの漫画でしか味わえないと思う。

5.死守れ日常系ヲ

本当にネタバレしたくないので読んでください。タイトルも良い。

終わりに 


とにかく呼んでミソ

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