名探偵コナン 第6話「バレンタイン殺人事件」感想

【あらすじ】
蘭がバレンタインパーティーに招かれた。主催者の医大生・克彦に夢中な同級生の園子にむりやり付き合わされたらしいが、コナンは気が気ではない。テニス仲間が集まるパーティーで、仲間の一人・好美が贈ったチョコレートを食べた克彦が、苦しみ出し死亡する。駆けつけた目暮警部と小五郎は、好美が犯人だとにらむが…。

【公式】名探偵コナン 第6話「バレンタイン殺人事件」(2021.08.21)

犯人候補者が二人も現れたけれど結果は別の人で克彦の母親でした。正確には克彦の叔母で、克彦の両親が7年前に事故死した後、彼を引き取っていたのです。殺害の動機はお金。自分の夫の事業が失敗して甥の克彦の遺産を手に入れようとしての殺人でした。家とまだ小さい本当の息子の幸せを守りたかったという理由。でも母親が甥を殺して守る幸せなんて子供にとって本当に幸せなのでしょうか?もし貧しい暮らしになっても、母親が殺人犯になってしまうよりはずっとよかったと思います。殺されてしまった克彦はもちろん気の毒だけれど、犯人の子供もかわいそうでした。でも殺人犯となったこの叔母だって、事故死した親戚の子供を引き取って育てていたわけで根っからの悪人というわけではない。理由はお金なんですよね。私も世間的な平均年収からはかけはなれた低年収なので(社長ごめんなさい(^_^;。お仕事があるだけでありがたいです)、何か第4話の「大都会暗号マップ事件」みたいに、犯人がつかまってよかった、一件落着というスッキリした終わり方と違って何かちょっとどんよりしました。

蘭の親友である園子さんが初登場。明るくて元気。阿笠博士の次の発明道具は「時計型麻酔銃」でした。第5話の「新幹線大爆破事件」の時は、便利な道具を発明してくれる博士が自分の身近にもいてくれたら、と思ったけれど、よく考えたら平凡な私の生活では使い道はない物ばかりでした(笑)。通勤が楽になる「どこでもドア」とか作って欲しいです。

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