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X'mas day in the next life(高橋幸宏)

高橋幸宏さんが、2023年1月11日に亡くなられました。
一番最初に思い浮かんだ曲が、この曲
「X'mas day in the next life」です。

正直ファンとして追いかけていたわけではないですが、
当然YMOは知っておりますし、
サディスティック・ミカ・バンド(桐島かれんさんの代ですが)
のCDなんかも持っておりました。

ソロのアルバムも1・2枚持っていたと思うのですが、
ソロアルバムを買おうと思ったのが、
当時クリスマス特番で流れていたこの曲だったと記憶しています。

ラブソングではあるのですが、むしろ淡々としたこの曲に
妙な衝撃を覚えたのを覚えています。
まだ当時は、next life という言葉も思いつかないような年齢でした。
今だからこそこういう言い方もできますが、
その頃の自分には、結構大人な曲だったのかもしれません。

実際、失うとき、終わるときって、
号泣するような場合だけではないですよね。
この曲のように、ただ雪が降り、全て白くして、
何もかもが消えていく。
この曲には、涙があるとか激しい感情があるのではなくて、
ただ「何もない事」があるような気がします。

記事や概要にも書いているのですが、
私はYoutubeの片隅で楽曲制作をしています。
聞いた楽曲というものは、全て自分の曲に、
いろんなところで影響を与えていると思うのですが
この曲は、確実に大きな影響を受けた一曲だと思います。
私の曲を聞いてそう思って貰えるかは別として(笑)。

高橋さんが持っているものに何か追い付ける訳ではないですが
ネットの片隅に埋まる楽曲にでさえ、
影響を受けている人間がいることを記載しておいて
お悔やみの言葉にできればと思います。

ありがとうございました。来世でもよろしくお願い致します。


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