春巻
春雨が入っているから春巻
と、長いこと信じてきた私。
春雨が入っていない春巻なんて!
と、つぶやいたことすらあります。
春巻の名称の由来は、立春のころに作るから。
早春に芽生えた野菜などを使うから、なのだそうです。
なるほどねえ。
とは思っても、やっぱり自分で作る春巻には
春雨をたっぷり入れちゃいます。
春巻には春雨とタケノコ。
これはたぶん、いや間違いなく母から受け継がれた味。
わが家の春巻には
春雨
タケノコ
キノコ(シイタケまたはエノキ)
豚肉
長ネギ
モヤシ
ニンジン
が入ります。
野菜と肉はモヤシサイズに千切りにして
火の通りにくい順に炒めて中華風に味つけ
(最近は味覇を使うこと多し)
水とき片栗粉でとろみをつけて、具の完成。
具が冷めるまでに、皮を剥がします。
剥がした皮にたっぷり具を入れて巻き、
油(最近は米油がお気に入り)でカラリと揚げます。
トップの写真のように、30本くらい。
五目のが20本以上に加え、ここ数年はアレンジ春巻も。
この前作ったときは、チーズ春巻とベーコン春巻。
アスパラ巻きのときもあれば、枝豆巻きもあります。
春巻の日は、ごはんと春巻、せいぜいスープだけの
シンプルな食卓になります。
だって作るの手間かかるし、そもそも春巻は完全食だし!
カリッとした皮をかじると、とろりとした具が現れます。
具に味つけしてあるので、大人はカラシのみ、
子どもたちは何もつけずにモリモリ食べます。
山盛りの春巻はたちまち消え、
残ったら明日…という野望もはかなく消え去ることもしばしば。
みなさんの家の春巻はどんな春雨ですか?
春雨入れない派のかたもおられるでしょうね。
でも、春雨入りの春巻、とってもおいしいので
入れてみてくださいね!