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骨格診断は自分を好きになれる場所

突然ですが外見コンプレックスはありますか?
私の場合は「太っている」がそうでした。

私が中高生の頃、鈴木えみちゃんや榮倉奈々ちゃんなどSeventeenに当時出ていたモデルに憧れてました。彼女達が着こなす制服が本当に可愛くて。でも自分は細くないからあんな風には制服を着こなせない…と自分を諦めていました。

私の中で「細い=可愛い子」という確固たる方程式がありましたが、それが徐々に世間と異なることを知るのは、なんと20代半ば。

細くないけど顔がかわいい子もいる…!

それでもファッションを楽しむのには痩せている必要はあるという考え方から長らく脱出できず

「痩せている」ことをファッションにおける絶対価値

としていたのです。

ここ4-5年で「個性を認めよう」「自分らしくていい」が良しとされ、パリコレにも痩せすぎた人は出れないなど世の中の風潮も変わってきましたが、

その考え方はそう。でもおしゃれな人はやっぱり細い人だよね…

という考えが拭えませんでした。

そんな20年以上はびこっていた私の古い古い価値観をやっと手放せたのは、骨格診断に出会ったからでした。

骨格診断では、外見の話をめちゃくちゃします。

肌の色
髪の毛のさらさら、ごわごわ、やわらかい、直毛
目鼻口の大きさ
輪郭
頭、顔の大きさ
身長
筋肉や脂肪が身体のどこに乗っているか
手足の長さ…

外見の話はめちゃくちゃしますが、そこで見るのはその人の魅力を引き出すポイント!自分の短所じゃなく、長所を認める場所なんです。

例えばストレートは身体そのものに凹凸があり存在感がある。例えばウェーブさんと比べると、それは肉付きが良いとなる。

でも、それぞれの魅力があっていい。自分の魅力を全面的に活かそう!というのが骨格診断なのです。

昔の私は「肉付きが良いのは努力が足りてないんだ。もっとダイエットしなきゃ素敵になれない」と自己否定に入っていたんです。

ただ骨格診断を学んでいくと、それぞれの骨格に個性があり良さがあることを知る。

例えば、フィギアスケートの淺田真央は細くて軽やかに舞える。一方、安藤美姫は筋肉質で力強いセクシーさが素敵。
オリンピックアスリートなので2人共、努力が足りてないなんてことはなく、相当のトレーニングを積んでいるはず。
でも、同じように痩せたり筋肉がつかないのは体質なんですよね。

私は真央ちゃんの演技も好きでしたが、安藤美姫のクレオパトラの妖艶な演技は忘れられません。そしてどっちも本当にいいなと思うのです!

骨格診断の授業や、卒業生メンバーで話していると、本当にそれぞれの骨格をリスペクトした会話が繰り広げられます。

「ウェーブさんに、こういう華奢な感じの似合う!可愛い」
「このハードな感じがかっこいい」
「ゴージャスでホテルのラウンジに行けるくらい素敵!」

などなど、それぞれの個性を認めた飛び交う本当に優しい世界なんです。そんな優しい世界で似合う服がわかるんだから最高です。

その人の骨格や身体つきの特徴を見て、気になる部分はカバーして、長所は伸ばして、その人に似合う服を探る時間が好き。

骨格診断は自分を好きになれる場所です。


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