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「新月の日」ツォクの、お知らせ(2/20)

本日(2/20)はチベット暦(蔵暦)十二月三十日で、新月。
釈迦如来の御縁日で、さらにチベット暦の大晦日にあたります。
しかも布薩日と重なっている吉祥日となります。

本日は午後9時より、ツォク供養を含む一連の儀軌を執り行ないます。
講員さまおよびサポートいただく方の息災と加持を祈念します。

浄化行にふさわしい日ですので、ツォク供養の後は午後10時すぎから阿弥陀仏の遷識法(往生法)を修します。 講員の皆さまおよびサポートいただく方の有縁の御霊・先祖累代の精霊等の滅罪・浄化となります。

今回もnoteからサポートいただければ供養や祈願をさせていただきます。

ご賛同者に対しては、祈願主のお名前で供養用の特別な燈明(チューメー)を、朝まで仏前にて供養させていただきます。

※ツォク供養については過去記事「【改稿】ツォク供養の、全体像」等をご覧ください。


(更新 2/21)
昨晩、新月の日・チベット暦大晦日の一連の儀軌を執り行ないました。
午後9時に開始し、深夜3時半に滞りなく満行しました。
今回もサポートいただきまして御礼申し上げます。

午後9時からはグル・リンポチェを本尊とするツォク供養を修して、多くの供物を供養し、講員とサポーターの皆さまの御名前を奉告し、息災と加護を祈念しました。

少し休んで夜11時からは阿弥陀仏の遷識法に入り、夜1時には廻向し終了しました。

前日にヴァジラキラヤの除災儀軌をやったためか、今回はどれも障害なく、満足のいく行となりました。

夜2時過ぎからはジャムグン・ミパムの釈迦法を修し、最後に『遺教経』を一巻、日本語でお唱えして3時20分に終えました。

灯明のほうは朝まで絶やさずに灯し続け、供養を捧げました。
こうして無事にロサル(チベット暦正月)を迎えることができました。

本日から、チベット暦一月(ブンギュル・ダワ)となります。

一月は悪業も善業も十万倍に膨れ上がる期間と信じられています。 次の法要は2月27日(木)の薬師仏の御縁日を予定していますが、その間にも、できる限りツォク供養やサン供養(チベット式柴燈護摩供)、マルスル(施餓鬼)をはじめとする儀軌を執り行ない、喜捨や布施も行ない、講員の皆さまに還元していく予定です。
皆さまも特に今日から十五日間は、機会あれば陰徳を積まれるとよろしいでしょう。


ネパールのチベット寺にて。
ロサルの法要の合間の、歌や踊りの供養。
撮影:気吹乃宮

サポートは、気吹乃宮の御祭神および御本尊への御供物や供養に充てさせていただきます。またツォク供養や個別の祈願のときも、こちらをご利用ください。