見出し画像

「蔵暦十日」ツォク供養の、お知らせ ※無事終了(8/17)

本日はチベット暦(蔵暦)七月十日。グル・リンポチェのご縁日です。
月4回のツォク・プジャ(ガナチャクラ)のうちの1日ですので、ツォク供養を厳修します。ツォクを伴う儀軌は夜9時すぎに開始の予定です。

巻頭写真:
ナムドゥルリン寺(南インド)の巨大壁画(曼荼羅)。下段にはチベットの「学者・阿闍梨・法王」(ケン・ロプ・チュー)の御三方。つまりシャーンタラクシタ(左)、グル・リンポチェ(中央)、ティソンデツェン王(右)。上段はイダムのグル・ダクポ(左)、本地仏の阿弥陀如来(中央)、明妃のダーキニー・シンハムカー(右)。撮影:気吹乃宮。


画像1


本日はグル・リンポチェのご縁日で、「私の名前を呼んだ者の前に、必ず顕われる」とグル・リンポチェご自身が約束された日です。三昧耶を浄化し、風水害をはじめとする災害・厄災からお護りくださるよう、祈願いたします。

賛同いただける方は今回も「サポート」という形で、お気軽に供養へご参加ください。

今回もサポートいただいた方は、祈願主のお名前で、いつものような供養用の特別な燈明(チューメー)を、仏前にて供養させていただきます。

また皆さまからお預かりした志納金の一部は、今回もチベットのお寺や師匠への喜捨・寄進に充てさせていただきます。そうすることで、より強い仏縁と福徳をもたらすことでしょう。

チベット暦七月というのは、長寿行に特にふさわしい月とされます。そして8月22日(満月)まではパワーが増大する期間ですので、増益・息災・長寿といった修行に適しています。
また日本の旧暦のお盆も8月22日であることから、御先祖様への追善廻向もピークを迎えます。よってこの期間、できるだけ時間をみつけて行に励みたいと思います。

画像2

上の写真(2枚):
インド、西シッキムのグル・リンポチェの聖地、四大洞窟の1つ「カンドォ・サンプク」。グル・リンポチェはこの洞窟に籠って行を達成し、魔を調伏したとされる。お籠りをされた場所にはグル・リンポチェの石像がお祀りされている(上の写真)。撮影:気吹乃宮。

(8/18 am5:00更新)
今回も燈明を献じつつ、朝を迎えました。サポートいただきました方には御礼申し上げます。
途中でいただいたメールやメッセージにもすべて目を通しております。

じつはツォク開始前の夕方、ランニングをしていると吐き気と腹痛が襲い、途中で引き返して家に戻ったのですが相変わらず胃が痛くて体が動かなかったため、予定より1時間遅れてのスタートとなりました(お返事が遅くなりました)。

原因はよくわかりませんが、ツォク供養を開始してからも最初は思うように集中ができず妨害も入りましたので、切り替えてグル・リンポチェの憤怒の御姿の行(特に除災や呪詛除に秀でる)に専念しました。
同時に皆さまに降りかかっている禍(わざわい)や障害なども速やかに殲滅するよう続けたところ、真言を千回くらい唱えたらようやく抜けた感覚がしまして、あとはスムーズに事が運びました。

もともとパワフルな日ではありますが、グル・リンポチェのお加持を今回も実感した、よいツォク供養となりました。

今回も、日本各地で起こっている不吉祥が吉祥へと転じますよう、グル・リンポチェにひたすら祈願をしました。
特に日本列島で発生する風水害や土砂災害、地震や疫病といった災いが早く鎮まりますよう、グル・リンポチェに強く祈願しました。また人々の心には慈悲の心が沸き、平和な社会になりますよう祈念しました。

こうした祈願と祈祷、行は、満月の日まで毎日続ける予定です。五大元素のバランスが社会レベルでも崩れているし、個人レベルでも不調和を起こしているかもしれないので、外・内の五大元素を強化する行法がメインになります。今回サポートいただいた方に対しては、このまま満月の日まで祈念を続けていきます。

サポートは、気吹乃宮の御祭神および御本尊への御供物や供養に充てさせていただきます。またツォク供養や個別の祈願のときも、こちらをご利用ください。