Pluto🚀Repro Hack ~Repro事例共有会~いってきたよ！レポ

■はじめに

4月19日（金）、Reproさん主催のPlutoに初参加してきました。
ということでnoteに振り返りメモ。

ちなみに、懇親会で知り合った株式会社Nadja代表のYutaさんがRadiotalkでまとめを配信してくださった、神...
こっちのほうが圧倒的にめちゃくちゃわかりやすいので聴いてくださいｗ

自己紹介とアプリマーケティングの事例共有会

#マイナビバイトの実践する６倍速PDCA
河西さん（株式会社マイナビ　マイナビバイト担当）

■アプリ運用の体制

マイナビのアプリ
⇒ディレクター3人で、6つのアプリを運用している

【体制改善前】
最初はひとりのディレクターが１つのセクション（この人はKPI担当、など）を横割りで全アプリでやる、という運用方法だった。
⇒横割りにしたことでアプリ全体の理解が進まず、うまくいかなかった

【体制改善後】
各ディレクターが1,2個ずつアプリ全体をみていくことにした
⇒ディレクターがアプリの全体を把握することで、運用がスムーズに。

■しかしここでまた課題が…
ディレクターはWEBも担当しているため、特に細かい施策などについてはなかなか手が回らないことも

【こんな感じで解決】
・時間ない問題
⇒月の中でアプリと向き合う時間をきめた。週1時間はPUSH通知文言を考える、などなど

・ひとり作業しんどい問題
ひとりで作業をするとなかなかすすまなかったりする
⇒みんなでやる
Push案ブレスト会、アプリの課題抽出WSなどを時間決めてがっつりやる

■Reproとの付き合い方

:x:丸投げ
:x:作業の押し付け
:x:放置

マイナビバイトが意識していること
Reproとの打ち合わせは考えを広げる場所
⇒PUSHどうしよう、KPIどうしよう、となったらきいてみる

【具体的にどんなことを？】
・実現したいことを具体的に伝える
・他社事例を積極的に聞く
etc...

■学んだことメモ
Reproさんの活用事例がわかりやすかった！
ついついKPIやPUSHまわりなどで頭を悩ませてしまうことが多いのですが、
そうだ、Reproさんに聞いちゃえばいいのかという選択肢が増えました。

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#KPI &フレームワークから考える
失敗しないアプリ改善
高松さん（株式会社Housmart CTO）

▼当日の神スライドはこちら
https://speakerdeck.com/t14i/how-to-successfully-growth-app

■思いつきで新機能どんどん開発してない？
・思い付きで新機能をどんどん開発！
これは便利だよね！ベースとか。
・気になったところから直す
ユーザーから問い合わせあったから改善しよう！とか

⇨思いつきベースの施策はKPIのびない。
KPIに効くことを最優先に、手順を踏んで施策をやってきましょ！

▼改善施策の手順
1．KPIツリーの明確化
改善するべき指標を明確にしよう！プロダクトの成長⇨ビジネスの成長という関係になるのが大前提。

2．土台となるフレームワークの決定
メンバー全員が共通認識をもって施策をまわしていこう
土台があると、アイディアが出やすい&発散しすぎない。

3．定量的にボトルネックを見つける
とにかく計測していこう
⇒カウルでは4タブ構成で200個以上のイベント計測している
施策ごとに足りない計測を追加していく
HousmartではReproと自前のデータ分析基盤と併用している

4．定性的に施策を考える
ファネル分析⇒ステップで滞留しているユーザーを呼んでインタビュー
課題を抽出する
例：
カウルで買うとお得だということが伝わっていない
⇒情報が伝わっていないところは、PUSHで配信
見学を申し込みとどこから連絡が来るのかわからなくて不安
⇒CVボタンにわかりやすい文言をいれたり、連絡をする人の顔がわかるようにして安心感を

5．計測して振り返る
施策の勝率を上げるためにも振り返りは超重要

■最後に
・ユーザーの気持ちになって定性的に解決方法を考えてよう
⇒数字偏重になりすぎると、RRのために占いPUSHとかしちゃうので注意
小さい改善ばかりじゃなくて、大きめの機能開発もいれよう

■学んだことメモ
定量的にボトルネックを見つけ、定性的に施策を考える、というのはうちでも徹底したい。
（数値的根拠のない「きっとこうすればユーザーはうれしいだろう！」は、ユーザーを不幸にすることと紙一重だとも思う）
KPIはプロダクトの成長に、プロダクトの成長はビジネスの成長につながっている必要がある、ということを常に意識していこう。

#Reproではじめる1to1マーケティング
廣崎さん（GMOペパボ株式会社　minneマーケ担当）

▼追記：当日のスライド公開されました！
https://speakerdeck.com/keihirosaki/reprodehazimeruminnefalse1to1maketeingu

■minne　マーケットの課題
①ハンドメイド市場が過熱して、minneのユーザーが増えている
②作品と購入者の出会いを創出する必要がある
③より丁寧なコミュニケーションで様々な魅力を伝える必要がある
↓
1to1マーケティングが必要

■minneでの成功事例
・ポップアップ／オファー施策
⇒CVR１２０％向上
「ターゲット」「タイミング」「クリエイティブ」の顧客ごとの最適化

・プッシュのセグメント配信
⇒CTR２００％向上
限られたユーザーに魅力的なメッセージを配信

・プッシュのシナリオ配信
⇒新規ユーザーのRR110%向上

■成果に至るまでにやったこと

Being
現状の課題は悪と最終的に目指すビジョン

Doing
できること／やりたいこと整理
アクションの策定を行う

Having
Doingに向けて自プロダクトとデータの理解と準備
Who＝セグメントとターゲット
What＝訴求内容
When＝配信タイミング
Where＝ポップアップの出す場所
Why＝マーケティング理由
How＝どうやって＝プッシュorポップアップ

Having+
効果測定の準備

Who
What
When
⇒ユーザープロフィールの準備
性別　年齢　住まい　購買行動　日付
最新購買日、購買頻度、購買金額
⇒RFM分析の要素いれておく

■PUSH通知施策で効いた例
⇒minneでは、色情報（というか具体的な情報）が結構刺さる
夏に向けたターコイズのアクセサリー　など
（夏にむけたふんわりアクセサリー　とかだと刺さらない）

最近では
生年月日データを使って、誕生月の宝石を使ったジュエリーをPUSH
anniversary系はFBとかをヒントにしている

メルマガのABとかも結構やっている

■学んだことメモ
ユーザーセグメントが非常にしっかり整備されていて感動した
PUSH通知のシナリオ配信は5W1Hでかなり細かく誰に向けたものなのかやどのタイミングでなどが決められていて非常に参考になった
ユーザーセグメントとそれに付随するシナリオはうちでももっとしっかり設定していきたい