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映える自然とのインスタレーション「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」

今日は久しぶりの美術館に行くべく、清澄白河へ。関係ないですが、行く直前まで「きよすしらかわ」だと思っていました。ちなみに場所をわかりやすくいうと東京スカイツリーのすぐ南です。

さてそんな場所に来た理由はこちら。

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東京都現代美術館です。昔来たことがあるかもしれませんが、美術鑑賞を本格的な趣味にしてからは初めてです。そしてそんなほぼ初めてなところに来た目的がこれ。

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「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」です。オラファー・エリアソンはアイスランド生まれの芸術家で、自然を使ったインスタレーション(ある場所を使った空間展示)が特徴的です。

有名なものだと本物の氷河を街に持ってきたものやニューヨークに滝を作ったものがあります。

そんな自然と合わさった物が多い今回の展示ですが、いわゆる解説や表題と言ったものが壁にほとんどはられていないというのが大きな特徴でした。

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そのため表題や解説をどうやって知るかと言うとパンフレットです。ここに作者の思いがすべて書いてあります。他の企画展の展示リストはおまけ程度なものが多い中で、こうしたパンフレットすらも展示物としてしっかりとした存在の一つになっているものは珍しいですね。

ということでパンフレットと共に旅をするのが今回の展示となります。作品としては光を使った新しいものを見せようというものが非常に多く、他の来場者の年齢層でもそうですがとにかく映えるものが多かったです。

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ただよく見ると新しい発見というか深みがあるところも面白いところで、例えばこの光の装置では近くで見るのと遠くで見るのは違います。そして写真で撮って思ったのは、写真だとこの作品の面白さが極めて伝わらないことです。ぜひ現実で見ることをおすすめします。

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また個人的に好きな作品はこれ「おそれてる?(Who is afraid)」です。この作品は単色の円が壁に現れているのですが、これが重なった時にだけ見えるものがあります。見えそうで見えない部分がドギマギするというか、重なってほしいけどもなかなか届かない。もしかして揃わずに流れているこの光景が一番安定なのではといろいろと考えを巡らせることができました。

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あとこれは余談ですが、展示場所の問題で隠れがちですが、「ビューティー」と呼ばれる作品はぜひ写真を撮ってほしいぐらいのおすすめです。オラファーによる初期の作品だそうですが、自然現象との結びつけるという原点を見たような気がします。

ということで、写真映えもありいろいろと楽しめた「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」でした。写真撮影は私的利用に関してならオッケーで、客層としては若い2人以上の女性がが9割ぐらいを占めていたように思います。展示期間としては残りわずかですが、分かりやすくも映えるものが見たいという人におすすめです。

企画名:オラファー・エリアソン ときに川は橋となる
会期:2020年6月9日(火)~9月27日(日)
場所:東京都現代美術館
時間:10:00-18:00
展覧会公式HP:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/olafur-eliasson/
備考:現在感染対策で検温などあります。また予約は不要ですが、人が多い場合制限を掛けることもあるそうです。
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