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必要なものを0から考えよう「365日のシンプルライフ」

今日のお休みの午前中は部屋の片付けを少々。午後に少し仮眠をしたら気づけば午後6時。2日連続で家から一歩も出ないのはさすがにやばいと思ったので5分ぐらい家から出て散歩をしました。

時間としてはゴールデンアワーがちょっと終わったあたり。まっくらでないだけまだましだと思いたい。

さて今日は映画を一本見ました。前の「すみっこぐらし」と同じくAmazon prime videoからのチョイス。

今回見たのは「365日のシンプルライフ」というセルフドキュメンタリーです。


主人公のペトリは物で溢れた日常に嫌気がさし、本当に必要なものを探るべくある実験を行うことにした。そのさい以下の4つのルールを決めて本当に必要なものは何かを考えることに・・・。
1.部屋にあるすべての荷物を貸倉庫に預ける
2.1日に1個分引き出せる
3.1年間続ける
4.1年間買い物をしない

最初の1日目は新聞で肌を隠しながら物を取りに行くという本当に何もない状態から始まるこの物語。1つ物を選ぶたびにそれと主人公は向き合っていきます。

この一つひとつ物を向き合う様子が見ていて面白かったです。最初は「今必要なものはなにか」。そしてデジタル機器で必要なものはなにかなどこの映画では終始ものと向き合っています。


そうそう方針は違えど断捨離に似ているように感じました。というのも断捨離は物を減らす「引き算」であることを考えるなら、この映画で行っていることは「足し算」です。

0から物を足すというのはそうそうできるものではないですが、物に対して足したり引いたりするその行為はどちらも物を動かすというという意味では非常に似ていると思います。

そして物を増やしていったある日主人公は一つの境地に達します。しかしこれはあくまでも実験です。そこからさらに物を増やしていく行動に行きますが終盤「あるルール」でおおいに悩むことになります。

ルールが全てではないですが、主人公は周りの友人に囲まれ助けてもらいながら非常に多くのことを考えていきます。彼女というよりもこの周りの人間関係は非常に良いなと思いました。

また途中人生の先駆者として主人公の祖母が出てきます。祖母は主人公に対していろいろなアドバイスをもらいます。このおばあちゃんの考え方はとても素敵でした。特に「物は・・・である」というのは名言というぐらい心に刺さりました。

さてこの映画で思ったのは物を減らせば減らすほど物への執着は上がるということです。この執着は一つには大切に使うという意味で非常に良いことになりますが、一方で諦めきれない意地が悪い面にもつながります。

この両面をそのまま映画で見せるのは作者が言いたいことの一つのように思いました。物を大切にするのはすごく大切で大量消費社会と言われるなかで非常に大事です。

しかし時にはルールとはいえ加減が必要です。逆にこの加減をきちんと判断することができれば物との付き合い方もよりうまくなりそう。

最後になりますが、最近最小限で生活をするミニマリストが一つの生活様式としてあります。この映画では一見そのようなふうにも(ルールとしても)見られますが、そういった映画ではありません。。また断捨離のように物の整理の仕方を教えてくれる作品でもありません。

あくまでも物への向き合い方について考えられた実験。自分じゃできない壮大な実験。あなたなら最初の1日目になにをもっていきますか。そして必要なものは全部でいくつですか。

最後に主人公によるまとめが一つの心理でした。自分もまずはその数に向けて一歩考えより整理や部屋の充実度をあげていきたいと思います。

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