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冬だけど冬じゃない

冬なんだけど冬じゃない。この空気の凍るような冷たい空気を感じていたらふと思った。

今こうやってnoteを書いている場所は電車の中。そして今座っているのは一番ドア寄りの席。そのため駅に着くたびに冷たい風が足元に当たる。

なぜ寒いのに冬じゃないと感じるのだろう。今季感じてきた寒さが自分にとっての冬のイメージであり、その範囲を今日の寒さが超えてきたからなのか。

はたまた今まで感じていたものが冬ではなくてこれこそが本当の冬なのか。

本当のところはどちらも冬なのだろう。ただこのレベルの違う寒さはほっといたらすぐ雪でも降ってきそうな気がするぐらい、今までのものとはどこか異質に感じる。

雪に囲まれたところでは音が消えるように感じ、冷たい空気に包まれた今はとりあえずこの空間から開放されたい気持ちで逃げ場のない空気を受ける。

どちらかというと夏のほうが好きな自分。noteでこうやって書くようになり、冬に対して少しでも楽しみ方を見出そうとしているのかもしれない。よく考ると当たり前だが、雪も寒波も今しかやってこない。

それならば今しか来ないものを楽しまなきゃもったいないじゃない。

#日記 #エッセイ

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