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思いつくままに Season5

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思いつくままに書いてきた文章をここにまとめてみます。一人の人間のさらなる成長をお見せすることができれば幸いです。ここでは2019/06/18~2019/05/14の内容がまとめて… もっと読む
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#アート

最近、見過ぎなんじゃない?

「最近、(いい意味で)見過ぎなんじゃない?」 夕食の時、母親からふとこんな一言を言われました。この見すぎというのはおそらく映画や美術のことだと思います。実際まだ2月ですが美術系は5つ、映画3本(永遠の門、1917、他もう一つも実は見ていますがnoteでは未掲載)。これとは別に神社を12社回っていますが、母親は自分の神社巡りの趣味はあまり知らないため省略。 ちなみに自分はこれだけですが、母親も母親で自分の知る限り映画は5本以上。美術系も5館以上回っているはずです。親子共にな

壁とコラージュ、再構成 「壁に世界をみる 吉田穂高展」

さて昨日の内容を深く掘り下げる形になりますが、三鷹市美術ギャラリーにて「壁に世界をみる 吉田穂高展」(すでに終了済み)があったので行ってきました。 元々は母親から面白いと勧められたのもありますが、今年は絵画だけではなく様々なアートに触れようと考えていたことや、知らない方の作品にどんどん出会っていこうという方針があったからというのもあります。 さて吉田穂高氏は版画家で、父親の吉田 博は明治に活躍された版画家として有名で海外でも高く評価された人として有名です。そして母親が油絵

アートと映画を見て、語らう夜

今日のお休みは非常に充実しました。まずは母の勧めもあって三鷹に。 三鷹で見たのはこれ。今日までだった「吉田 穂高展」です。場所は三鷹市美術ギャラリー。5Fにあるのですがエレベーターもしくは階段でしか行けないという地味に不便なところ。 この作品展はひっそりとやっていたものの非常に見応えがあるというか内容としても考えていくと非常に面白いものでした。今日このことについてnoteを書くと他の出来事を書くタイミングがなくなってしまうので後日あらためて書きます。 そして次は吉祥寺に

静かな黒と光 「ハマスホイとデンマーク絵画」展

今日の休日は上野に。行った目的は上野といえば(もちろん)美術館。今回はこちらに行ってきました。 上野動物園の隣にあるところでおなじみの東京都美術館。名前に「東京都」とありながらもなかなかに良い企画展を行っている印象があります。その中で今日の企画展は「ハマスホイとデンマーク絵画」です。 ヴィルヘルム・ハマスホイは1800年代後半から1900年代にかけてのデンマークの画家で「北欧のフェルメール」なんて呼ばれたりもします。彼の作品の特徴は室内画がメインであり、被写体である妻イー

日常の中にある世界 永遠のソール・ライター展

昨日のnoteで書いたとおり、今日は突然の休日。有意義なものにすべくどうしようかなと思った結果、今回はこちらに出かけました。 現在渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで行われている「永遠のソール・ライター」展です。今までいろいろな美術館・企画展に行ってきましたが、写真をメインとしたものは今回がはじめてです。 さてソール・ライターはアメリカの写真家で、1950年代の白黒写真の時代から写真を取り続けています。しばらくはファッション写真家として活躍しましたものの自身の方向と

DOKIとアートのテーマパーク「岡田美術館」

先日の箱根旅行および前回のnoteでポーラ美術館に行ったあと、バスを乗り継いで小涌園前へ。箱根駅伝でも見たあの大きいカーブのところにあるのがこちら、 岡田美術館です。ここは母親からのおすすめされたところで初めてきました。 そして今回の企画展は「DOKI土器!土偶に青銅器展 ―はにわもいっしょに古代のパレード―」です。岡田美術館は主に日本と東洋の作品を多く収蔵し、絵画・掛け軸・陶磁器など多彩なジャンルを扱っています。 その中で土器や青銅器もコレクションとして収蔵していまし

この作品を見にきた!「松林図屏風」

今日は一枚の作品を見るためだけに上野へ。というのも展示期間が明日1月13日までしかないということで慌ててきた感じ。 ということで「今月(2020/01)行きたい美術展たち」で書きました長谷川等伯の「松林図屛風」を見に上野にある東京国立博物館へ行ってきました。 行った時間は13時ごろだったかと思いますが、この展示よりも即位礼正殿の儀で用いられた高御座・御帳台の特別展示のほうが圧倒的に人が多かったですね。なんでも待ち時間は1時間ぐらいだったとか。 本当はこれもあわよくばと思

今月(2020/01)行きたい美術展たち

仕事が終わり街に出てみると以外と人が多かった夜。まったく気づきませんでしたが、今日は金曜日でしたね。3連休皆様はどうすごされるのでしょう。noteを含め、タイムラインなどで流れてくる内容に興味があります。 さてそんな3連休の足しになればと思いますが、今月気になる美術館の企画展を少しまとめてみます。半分は備忘録です。 まずひとつ目は渋谷bunkamuraザ・ミュージアムで行われている「永遠のソール・ライター展」。ソール・ライターはニューヨークを拠点にしていた写真家・画家で、

2019年始めて良かったこと3つ

今年はいろいろなことにチャレンジしてきました。そんな今日ですが、「2019年新しく始めたこと3つ」です。今年はなんやかんや新しいことをいくつか始めました。それらの中で特に継続したもの3つを書いていこうと思います。 キャッシュレス生活本格化まず1つ目は「キャッシュレス生活本格化」です。一般的なキャッシュレスといえば電子マネープラス現金が一般的だと思います。それをかなりキャッシュレス化させました。具体的には現金を使うことは週1回あるかないかレベルぐらいにし、自分の生活圏内ではs

アートに関心を持って得たもの

今日家族で「ぶらぶら美術館・博物館」という美術館・博物館の紹介番組を見ていました。そこでの放送内容は年末総決算。今年の良いと思った作品ベスト5を各自が紹介していました。 そんな時、父が「migmin、今年のベスト5は何?」というのを聞いてきました。1週間ぐらいかけていいから教えてとは言われたもの、あれも良かった、これも良かったと思う部分が多く一概には決められません。 思えば今年は月に1回以上美術館やアートに触れるというのを決め多くのアート作品に触れることができました。自分

その先には何がある「印象派からその先へ展」

西洋美術、特に絵画において一つの分岐点があります。それは「印象派」。「印象・日の出」あるいは「第一回印象派展」を皮切りに当初は批判を浴びたもののありのままに描くものが評価されそして芸術の新たな多様性の流れに進んでいきます。 そんな「印象派」が生んだ影響とその先はどうなっていったのか。そんな歴史をかいつまむことのできる企画展に行ってきました。 場所は「三菱一号館美術館」。東京駅から少し歩いたところにあるこの建物はもともとは洋風事務所として建造されていたものを復元したものです

ポストカードを飾りたい

今日もなんとか仕事が終わり家へ帰宅。帰宅した時間も22時前後とそこまで早くはないのですが、昨日のnoteで書いた「大量のポストカードを飾る」をやってみました。 まずどうやって飾るかという方針なのですが、いろいろ先駆者の飾り方を見てみますと本当にいろいろな方法があることがわかりました。 例えば1枚1枚丁寧に額縁に入れて飾る、ロープに洗濯バサミを使って干すように飾る、コルクボードに飾るといった感じです。 いずれの案も面白いなと思いましたが、どれも限界量というのが決まっており

かさばってきた思い出

今年からノリと勢いではじめてしまった月に1回以上アートを見に行こうと決めた「アートを見に行こう!」。ただ見に行くだけだと面白くないと思ったのでグッと来たものに関しては記録を残すことにしました。 記録といってもnoteに書くだけではなく物として記録を残したい、しかし物といっても複製画や文房具だと消費しづらかったり高かったりと難しいもの。そこで定番ながらポストカードを買うようにしました。 買い方はシンプルで1000円以内で今回行った展示の良かったポストカードを買うというだけで

新マガジンのお知らせとアートな検定

何日か前になりますが、このたび今まで行ったアート関係のレポートを一つのマガジンにまとめました。その名も「アートを見に行こう!」です。 今年は月に1回以上アートなものに触れようということを目標にし日々実行してきました。今日2019年12月現在で行ってきた展覧会や企画展はなんと「17」。なかなかに回れたのではないかなと思います。 ※ちなみにマガジンのnote数が18で一つ違うのは「アート入門」の本を読んだレビューnoteも美術系として入れているからです。 首都圏在住だからと