「Water Labyrinth 水の迷宮」あらすじ
一匹の蝶に導かれ、日頃から夢多き私という主人公が、日常と表裏一体のように存在する非日常側へ、放浪する話。しかし、そこは5つの国から成る五角形の宇宙で、万物は木火土金水から構成される、つまり陰陽五行の世界。自分は選ばれしものとただ過信している私は、与えられた分さえ全う出来ない愚かな存在だと思い知らされることになる。神でもない人=私は過ぎたものを望まず、地に足をつけて留まるべき場所で努力すべきだと諭される。遠くに見えている城は近づくほどに輪郭が曖昧にぼやけ、実際は無に等しいものと