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39歳男性 初めて救急車に乗る

この記事は、なかなかひかない腹痛に耐えられず、早朝に救急車を呼び、腹痛をなんとかしようとした39歳男性の記録である。

午前6時頃

ある朝パッと目覚めた。理由はないと思ってたけど、どうも腹の調子が悪い。腹が張っているというか、ガスが出ない感じというか、違和感がある。
その後、腹全体に痛みが出てきた。
便秘によるものかと思い、トイレに座るが何も出ない。そして痛みは一向に引かない。
インターネットで症状を探す。具体的な症状はわからない。胃なのか腸なのかもわからない。

午前7時頃

最寄りの消化器科がある病院に電話する。出ない。
我慢ならなくなるが、対処がわからない。

これはまずいと思って7時半ごろに119に電話する。人生初だ。

男性が出る。
1.消防か、救急か
消防を選ぶ
2.住所を問われる
住所を番地まで伝える。即座に最寄りの目印の近くかを問われる。
3.症状を問われる。
朝6時から腹痛であること、ガスが溜まってるような感覚があること、便秘気味で2日前ぐらいから細い便しか出てないことなどを伝える。
また、自分で病院に行ける力はあることを伝えた。119は8時ぐらいから病院が開いていくがそれまで待てるかどうか聞いてきた。ちょっと厳しいと答えた。母がいることを伝えたのち、救急車を回すと言った。
その後10分程度でサイレンが聞こえ、救急車が到着する。うちは消防署まで車で3分もかからない場所である。
救急隊は3人、運転手、助手、後部座席に対応者がおり、対応者と主に話をした。
後部座席まで自力で行き、氏名、症状などを事細かに聞かれる。同時に指で酸素濃度を、腕で血圧などを測る。

その後、受け入れ先の病院を探してもらう。先に書いた最寄りの病院に電話してもらったが、他に急患がいるためNG、すぐさま別の病院に電話する。

この途中で私の手足が痺れる。助手から過呼吸による作用だと聞き、落ち着いて呼吸するよう促される。知らなかった。

受け入れ先を探すのは困難だった。土曜の朝で、開いてない病院もあるのでは?実際、電話が通じなかったり、スタッフ不在で対応不可もあった。

結局5者以上10者近くの病院に電話してもらい、だめだったので最初の最寄りに再度電話してもらった。スタッフ対応可能となったのかわからないが、数分後病院で受け入れすることになった。
救急隊が母の連絡先を確認したのち、サイレンを鳴らして病院へ、到着した時刻が、おそらく8時12分だった。

午前8時頃

病院の救急車入口につき、自分で歩いて処置室につく。
その後寝かされて救急車と同じく酸素のやつと血圧計のやつをまく。
その後、対処のために院内で確認等をしているようで、そこそこに時間が空く。
正直、救急車を呼んでから病院につくまで、悪くなることはあっても快方に向かった記憶はない。常に腹が痛かった。

最初に右手に点滴を打たれた。次いで、左手で採血された。
CTを撮るが、準備もあり割と時間がかかった。記憶は朧げだったが、素直に対応できてた気はする。造影剤を投入されたが、体もだけど針を入れた箇所も熱かった。
CT後に別室に行き、やっと痛み止めなどを打ってもらった。吐き気と眠気が来る強いやつと言われたので吐き気対策でバケツを口近くにスタンバッた。

そのあとは朦朧としていた。

午前10時?頃?

目覚めと寝入りを繰り返したような感覚で、いびきで目覚めた記憶もある。
多分医師から説明があったようだが、(日常の薬の副作用?)朦朧としすぎてて要点を抑えられなかった。

時間は忘れたが目覚めて、母に連れ添われて病院を出る。会計と処方は済んだよう。
腹がまだ痛い。処方された痛み止めを飲む。なお、渡された二種の痛み止めのうち一種しかのまなかった。それほど余裕はなかったようだ。

その後家に帰り間髪入れず寝る。

この日のまとめ

なによりも、私の処置のために尽力いただいた救急隊の方々に厚く御礼申し上げたい。下手したら夜間急病窓口に単身行こうとしてたとも思うけど、消化器系は無理ではないかと電話を見てて思った。
受け入れてもらった病院も、きっとダブルブッキング状態だったろうけど、なんとか処置していただけたおかげで、今記事が書けるワケで。
母にも感謝を、多分8時以降病院から呼ばれて、その後ずっと拘束されたり会計してもらったりである。

苦しかったけど、119して本当に良かった。と同時に、救急車を呼んでもなんでもすぐさま片付くワケでもなく、患者は苦しんでいる間の時間が延びるように感じるという恐ろしい体験をした。

補足できる情報があれば、ぜひ加筆したい。



加筆(後日)

痛み止めがなくなってしまったのと、病状の原因や詳細を知りたかったのもあって、同病院に通常の時間帯に受付。
熱が37.4度もありコロナかどうかもはっきりしていないので、まず発熱外来として受付。
抗原検査を行いセーフだったので院内へ。ここまで1時間ぐらいかかった…

院内に入って呼ばれるまでも結構長かった。
呼ばれる。この時の先生は、実は私は痔を患っており、その担当でもあった。
先日緊急で診察を受けたことを話すと、CT画像や血液検査表をもとにわかりやすく説明していただけた。この先生はホント神のような方なので、ずっと信頼してる。

  • 緊急時担当の所見で、急性腸炎の可能性が高いとのこと

  • 腸が、小腸も大腸の初めの方もパンパンに腫れている

  • 腹を押すと、大変張っている

  • 点滴と抗生物質で対処する

ということで診察終了。

この腹痛の原因について

なお、このときナマモノを食べなかったか問われたけど、ナマモノは記憶になかった。ただ、暴飲暴食的にガッと詰め込んだとか、お勤め品を割引で食べたので、もしかするとそれかもしれない。真実は不明…
正直感染症的なのか、暴食によるものか、ストレスによるものか、今でもよくわからない。

処置室で点滴を受ける。針刺す先が見つからなかったよう。そうなのかー

抗生物質と点滴を結構長いあいだ受けた。寝てたけど、寝にくい状況ではあった。

後日、再度点滴を受けつつ診察を受けることに。

帰りしな、固形物は負担がでかいとのことで、ゼリー型食料をたくさん買った。さよなら肉。

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