着替えの要らない化粧品の衣替え

10月とは思えない猛暑日が続いている地域もありますが、週末からはぐっと秋を感じるとの天気予報。
今回は化粧品の衣替え、季節に合わせるスキンケアについて、少しお話したいと思います。

冬を迎え、そろそろ寒くなってきたのでコートを出して着る。
春を迎え、コートを少し薄手の春コートに変えたり、暖かい時にはそのコートを脱いで手に持つなど、私たちはその時々の季節・気候に合わせて機用に衣替えをしています。


では化粧品、お手入れもその時々の季節・気候に合わせて、衣類同様に機用に衣替え、季節・気候に合わせたスキンケアをしているでしょうか?
そして、このスキンケアの衣替えには、化粧品を新たに買い替える必要がないことも、理解しているでしょうか?

冬を迎えると、皮脂分泌も少なくなり、お肌の汚れもあまり気にならなくなり、さらにお肌が乾燥傾向になるため、肌荒れを起こさないように洗い過ぎに注意して洗顔を行います。
また、春を迎えると皮脂分泌が活発になり、お肌の汚れが気になりはじめるため、クレンジング・洗顔を冬よりは丁寧に行い、洗浄力を高めるお手入れを行います。


以上のように化粧品の衣替えでは、化粧品の効果をその季節によって少し弱めに、又は少し強めにお手入れ方法で調整することがポイントで、その季節に合わせた化粧品効果を引き出すスキンケアをおすすめします。

そして、こうした季節に合わせたスキンケアを行うには、決して化粧品を変える(着替える)必要はなく、お手入れ方法の少しの変化で化粧品効果を変えることで、季節変化にも問題なく対応できることを忘れないでください。

ひとつ注意する点は、春になってコートを着なくなった後でも、花冷えで急に寒さが戻ることがあり、その時はもう一度コートを取り出して着ることがあるように、お手入れでも春になってクリームの使用を控えめにした後でも、寒くて乾燥した気候ではクリームを使うことを否定しないで、自分の肌感覚を信用し、クリームを再度使ってみることをおすすめします。

こうした日々のお手入れの少しの変化を必要とするのは春と秋シーズンに多く、夏と冬の高・低温の間のお肌のゆらぎに上手に対応する事が美肌を保つ重要なポンイトといえ、日々のお肌の状態、肌感覚を確認しながら、今日のスキンケアを考えることがとても大切なのです。

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