お肌の評価は相対評価ではなく絶対評価で

テレビコマーシャル、ネット画像等で映し出される女優さんやモデルさんの美しいお肌や、昔から綺麗な身近なお友達のお肌を見て、「羨ましい」と思ったり、「私もあの人が使っている化粧品を試そう」と思ったことはないでしょうか?

自分のお肌の美しさやお肌の状態を、他人のお肌と比べる「相対評価」はあまり意味がなく、おすすめできません。
お肌の評価では、ご自身の昨日のお肌と今日のお肌を比べ、お手入れをどれだけ頑張ったか、又はどれだけサボったかを比べる「絶対評価」で判断する事をおすすめします。

「相対評価」とは、他人との比較によって成績を決める評価方法で、A評価10名、B評価20名、C評価20名のように予め評価枠の人数を決めておき、B評価の人がAを、C評価の人がBを目指して、自分を高めるために用いる評価方法です。
一方、「絶対評価」とは、予め決めておいた自分自身のノルマや行動を達成できたかどうかによって評価を決める方法で、前の自分と今の自分を比べて、自分を高めるために用いる評価方法です。

生まれもった肌質の違い、地域差に見られる生活環境が及ぼす肌への刺激の違い、普段のお手入れに費やす時間の差、使用する化粧品の違い等々、他人とは様々な点で違いや差があります。

そんな違いや差がある他人のお肌と、自分のお肌を比べてもあまり意味がなく、比べるべきは自分の「前のお肌」と「今のお肌」であり、その先にある「未来の自分のお肌」に夢を馳せることです。

「あの人のお肌に比べると自分の肌はまだまだ見劣るかもしれないけれど、この3か月間お手入れを頑張った今の自分の肌は、3か月前の自分の肌とは随分と違ってきた」といった「3か月前のお肌」と「今のお肌」を比べ、「3か月間のお手入れ方法」がどうだったかを絶対評価で自己評価することが、自分を高めるためにはとても大切で、明日につながる評価方法といえます。

美肌に向かって日々行うお手入れ、そのお手入れによって美肌に向かって変化していくご自身のお肌を絶対評価で判断し、前よりも今、今よりも明日のお肌が美肌に近づくよう、日々のスキンケアのスキルを高めてください。

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