自分の肌を知る

「私は乾燥肌だから・・・」「私は脂性肌で額や鼻がいつもテカテカなの・・・」といった言葉をよく耳にします。

「自分の肌タイプを知る」ことは、スキンケアにとってとても大事なことですが、できればもうひとつバージョンアップさせて、「私の肌のこの部分はとても乾燥していて、この部分はその反対で油取り紙が欠かせないの」といった、お顔のどの部分が「乾燥肌」「脂性肌」「敏感肌」「ニキビ肌」かを、部分的に「お肌を知る」ことを、おすすめします。

「では、どうしたら自分の肌タイプがわかるの?」といった声が聞こえてきそうですが、次のような判断方法で「部分的に自分の肌を知る」ことを、ご提案いたします。

*いつも通りに洗顔してください。その後いつもは何か化粧品を使ってスキンケアをされますが、この時は洗顔後何も化粧品を使わず、そのまま放置してください。
 すると数分後、お顔のどこかの部分がつっぱったり、肌表面に痛さを感じたりする部分があれば、その部分が乾燥肌です。
 そして、さらに時間が経過しても、まったくつっぱり感を感じない部分、そこが脂性肌と言えます。

*もう一つの方法は、洗顔後のご自分のお肌を、鏡でじっくり観察する方法です。
 「肌色が白い・赤茶色」「キメが細かい・あらい」「毛穴が目立たない・目立つ」を、お顔の部分・部分で観察し、どの部分が「乾燥肌」で、どの部分が「脂性肌」かを、判断してください。

 「肌色が白く、キメが細かく、毛穴が目立たない」部分が「乾燥肌」傾向です。
 「肌色が赤茶色で、キメがあらく、毛穴が目立つ」部分が「脂性肌」傾向のお肌と判断できます。
 その中間が「普通肌」ですが、普通肌部分も「毛穴が目立つ」のですが、「脂性肌」の毛穴に比べ、汚れが目立たないのが普通肌の毛穴の特徴です。
 また、「肌色が赤く、キメが細かく、毛穴が目立たない」部分は「敏感肌」の傾向であり、お手入れにおいて注意が必要になります。

このような2つのお肌の判断方法で、ご自分のお肌のそれぞれの部分部分の肌タイプを確認してください。
そして、それぞれの部分ごとの肌タイプに合わせたスキンケアを行ってください。

お顔全体を同じお手入れ、スキンケアができるお肌は稀で、部分ごとの肌タイプに合わせたスキンケアをおすすめします。

 

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