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二眼250mm試し撮り

先日、超格安で手に入れて修理したMamiya Cシリーズ用250mmレンズ、早速試し撮りしてきました。

ファインダーを覗いた具合はこんな感じで、まぁ二眼レフにしてはありえない画角だと思います。
大抵の二眼レフのレンズ焦点距離は80mm前後で、35mm換算で40mmくらいの標準域。
250mmとなると35mm換算135mmの中望遠に相当しますので、それこそポートレートとかの
「主役をバッチリ抜き出して撮る」
という撮り方に使えそうな子です。

Mamiya C33+250mmF6.3  ILFORD FP4 Plus(ISO125) F8 SS1/250秒
Mamiya C33+250mmF6.3  ILFORD FP4 Plus(ISO125) F6.3 SS1/30秒
Mamiya C33+250mmF6.3  ILFORD FP4 Plus(ISO125) F6.3 SS1/125秒
Mamiya C33+250mmF6.3  ILFORD FP4 Plus(ISO125) F16 SS1/125秒
Mamiya C33+250mmF6.3  ILFORD FP4 Plus(ISO125) F11 SS1/500秒

スキャン時にフィルムがたわんでしまい、ちょっと縦縞のようなノイズが見えますが、撮影したフィルムには何の問題もない状態でした。

細かい部分までしっかり描写されており、レンズシャッターの制度も問題ないと思える状態です。

レンズには、テイクレンズの後玉に一部分、バルサム切れがありましたが、実際の撮影には全然問題ないレベルでした。
これは良いレンズを超激安で手に入れたと言えます。

今回の試写で一番気に入ったのはこちらの1枚

Mamiya C33+250mmF6.3  ILFORD FP4 Plus(ISO125) F6.3 SS1/60秒

ロープの細い繊維まできっちり写せています。

Mamiya SEKORのレンズは、「このブランドのレンズが良い」というような話ではそれほど頻繁に話題に挙がりません。
が、この写りは秀逸といって差し支えないと思います。

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