見出し画像

Virtual DesktopとStreaming Assistant

このところ、日々使っているPICO4ですが、半分くらいはPCと繋がずに、半分ほどはPCと接続してPCVR端末として使ってます。

そこで、必然的な比較する事が増えたVirtual Desktop(以下VD)と、PICO純正のStreaming Assistant(以下SA)、結局どちらが良いのよという話題です。

結論から言うと、ここ二週間ほどは、SAは起動してません。
PCとの接続時はSteamVRのゲーム実行時も含めて、全てVDを使ってます。

従来、PCに積んでたグラボはNvidiaのGTX1060という、三世代くらい前の、しかもさほどグレードも高くないグラボです。
とは言え、FFXIVを遊ぶ程度なら何の不満も無いくらいのスペック。

この環境ではVD+SteamVR実行時に処理落ちのような具合で、コントローラの動きに対する反応がやたら遅くなったりしておりました。
(ただ、これは最終的にWi-Fiルータの不調も原因の一つだったのでは、という疑いも出て来ましたので何とも言えませんが…)

それをPICO4導入後にRTX3060に換装しました。
換装後、コントローラのカクつきはかなり軽くなり、Wi-Fiルータの再起動などを経て現在はラグを体感することはありません。


一方、SAの方でも動作を確認してみました。
グラボ換装前後でSteamVRのゲーム実行時の動作に差はありません。
どちらもラグは体感できるようなものはありません。

ただ、SAでPCのデスクトップを表示させると、画面表示がかなり滲むというか、粗い表示になってしまっておりました。

150%くらいに拡大表示させると、文字と背景の境がくっきり見えるようになりますが、この状態では画面の端から端を見渡す際、首を目一杯動かさないといけなくなります、

PCVR端末としてPICO4を使う際は、ゲームもしますがPCの画面を見るためにつかう、というケースも多いです。

それだけに、SAでのデスクトップ表示(正しくは、SteamVRを使ったデスクトップ表示になるかも)が粗い、というのは、非常に残念なポイントでした。


デスクトップ表示の美しさでは、圧倒的にVD>SAという状態です。
SteamVRでのゲーム実行時のラグや表示の美しさはVD=SAといったところ。


最終的にはグラボの性能などの環境に依存するとは思いますが、PICO4をPCVR端末として使う際には、VDは必須アプリと言って良さそうです。

一方、SAは
「最新のゲーミングPCとかじゃないけど、GTX1060くらいのは載っている」
という環境の方でも、ある程度SteamVRのゲームで遊べます。

何より有料アプリであるVDと異なり、SAは無料で使えます。

この辺の条件次第では、
「デスクトップ表示はVD、ゲームの時はSA」
と使い分けるのもアリかなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?