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手持ちのカメラ達 その8

昨日の記事で、我が家のカメラの二大勢力のひとつ、Olympus勢をご紹介しましたので、今日はMamiyaのカメラ達を。

現在我が家にあるMamiya のカメラは、
・Mamiya Universal Press
・Mamiya RB67
・Mamiya C3
・Mamiya m645
の4種類です。

RB67とC3については先日の記事でご紹介しましたので、今回の記事ではUniversal Pressとm645について。

Universal Pressは一見すると「これ本当にカメラ?」と思われてしまいそうな外観ですが、形式としては
「フィルムバックとレンズを交換できるレンジファインダーカメラ」
というものです。

レンズはいろいろな種類がありますが、我が家には100mm、150mm、あと250mmがあります。
250mmは非常に大きく、重量もレンズ単体で2kg以上はあると思います。

一度、この250mm砲を着けて手持ち撮影をしてみましたが、もうフィルム1本撮り終える頃には肩、首、手首、腕にダメージを受けてました…
このレンズはもう三脚必須です。

250mmという焦点距離ではありますが、6x9フォーマットだと35mm換算105mm程度の中望遠に相当します。
ただ、6x9フォーマットでリバーサルフィルムの撮影をしたことがありますが、もうさすがとしか言いようがないほど迫力のある、鮮やかなフィルムが出来上がりました。

Universal Pressはそのサイズからもあまり出番は多くありません。
が、6x9フォーマットで気合い入れてきれいな写真を、という時には活躍してくれる一台です。

続いてm645。
このカメラはMamiyaのカメラの中ではC3と並んで出番が多い機種です。

フォーマットは6x4.5、Universal Pressのちょうど半分のサイズですが、フィルム1本で15枚撮影可能と、中判のなかではコスパに優れた撮影が出来ます。
また、一眼レフでファインダーも見やすく、露出計付きアイレベルファインダーも使えるというすぐれもの。

普段は80mmマクロを着けて撮ることが多いですが、これも35mm換算にすると50mm相当の実に使いやすいレンズです。

描写の精細さはさすが中判、パンフォーカスはもちろん背景をボカす撮り方のときも、自然にボケてくれるので不自然さもありません。

中判である程度の数を撮りたい、でもやっぱりしっかり絵作りをして撮りたいという場合なんかは、たいていm645かC3を持っていきます。
相当に気合を入れる時にはRB67の出番になる事も多いです。

現在はカメラメーカーとしてのMamiyaはありませんが、現在も変わらず頼りになるカメラです。

全般的に、僕が持っているMamiyaのカメラは「可愛らしい」とか「なだらか」という形容が当てはまらない物ばかりです。
直線的で、無骨で、いずれも重くてデカいカメラ達です。

ただ、その質実剛健な作りが個人的にはたまらなく好きで、日頃からよく使っています。

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