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ライカもどきとエルマーもどきの組合せ

先日、Leotax F用に新たにL39マウントの沈胴式レンズを手に入れました。
さらにクラシックカメラっぽさに拍車がかかって来たLeotax Fですが、このレンズもやはり
「ピントはちゃんと合うの?」
「このIndustarのレンズからこのFEDのレンズに付け替えて、二重像を再調整する必要はない?」
というポイントが心配だったので、ちょうど島原へ出掛けた際に色々撮って来ました。

千々石展望台から千々石海岸を。Leotax F+FED 50mmF3.5+Arista Edu Ultra200

何よりもまずは無限遠ので何枚か撮ってます。
最悪寄って撮れなくても、無限遠がちゃんと撮れれば何とかなるだろう、という根拠が一切ない考えで色々と確認。

平成新山ネイチャーセンター。 Leotax F+FED 50mmF3.5+Arista Edu Ultra200

無限遠に関しては、特に問題なく写せているようです。
というよりも、Industarの53mmレンズよりもかなり描写が精緻で、いわゆるバキバキに映っている感じがします。

つづいて中~長距離を色々お試し。

平成新山ネイチャーセンターにて。Leotax F+FED 50mmF3.5+Arista Edu Ultra200
島原市街の石碑。Leotax F+FED 50mmF3.5+Arista Edu Ultra200
島原市内、水祭り会場。Leotax F+FED 50mmF3.5+Arista Edu Ultra200

大体5~20mほどの先にある被写体を狙ってみましたが、写りが激しくキレイです。
続いて1~3mくらいの、被写体に寄って撮ってみたものを何枚か。

武家屋敷街の水路 Leotax F+FED 50mmF3.5+Arista Edu Ultra200
平成新山ネイチャーセンターの水たまり Leotax F+FED 50mmF3.5+Arista Edu Ultra200
島原市水まつり会場 Leotax F+FED 50mmF3.5+Arista Edu Ultra200
島原アーケード商店街の湧き水 Leotax F+FED 50mmF3.5+Arista Edu Ultra200

遠距離~無限遠、中~長距離、近距離いずれでも、ピントは二重像で合わせて撮るとバッチリでした。
いずれもF値は8固定で、多分レンズの一番おいしいとこを使って撮った形になっていると思います。

あとはちょっとおまけで、「かなり明るい場所」と「かなり暗い場所」で撮影したらどうなるかを実験。

武家屋敷街の休憩所 Leotax F+FED 50mmF3.5+Arista Edu Ultra200
武家屋敷から庭園 Leotax F+FED 50mmF3.5+Arista Edu Ultra200
商店街の小径から外側へ Leotax F+FED 50mmF3.5+Arista Edu Ultra200

今回使ったレンズはIndustar-10 50mm、FEDと刻印されたレンズで、いわゆるエルマーの代替品のような感じかと思います。

もちろん、Industar53mmも、決して写りが悪いわけじゃないと思います。

高架下 Leotax F+Industar53mm+Arista Edu Ultra200
近所の写真屋さん Leotax F+Industar53mm+Arista Edu Ultra200
注連縄 Leotax F+Industar53mm+Arista Edu Ultra200

これらの3枚は53mmの方のレンズで撮りました。
強い光があたった場所でにじみが出る、という子ですが、むしろ光を柔らかく表現したいときなんかに使えるレンズです。

ソ連製レンズもなかなかあなどれないなと感じました。

カメラもレンズも、いわゆる「もどき」的な品ですが、僕の使い方ではコレで十分すぎるような気もします。

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