ライカもどきとエルマーもどきの組合せ
先日、Leotax F用に新たにL39マウントの沈胴式レンズを手に入れました。
さらにクラシックカメラっぽさに拍車がかかって来たLeotax Fですが、このレンズもやはり
「ピントはちゃんと合うの?」
「このIndustarのレンズからこのFEDのレンズに付け替えて、二重像を再調整する必要はない?」
というポイントが心配だったので、ちょうど島原へ出掛けた際に色々撮って来ました。
何よりもまずは無限遠ので何枚か撮ってます。
最悪寄って撮れなくても、無限遠がちゃんと撮れれば何とかなるだろう、という根拠が一切ない考えで色々と確認。
無限遠に関しては、特に問題なく写せているようです。
というよりも、Industarの53mmレンズよりもかなり描写が精緻で、いわゆるバキバキに映っている感じがします。
つづいて中~長距離を色々お試し。
大体5~20mほどの先にある被写体を狙ってみましたが、写りが激しくキレイです。
続いて1~3mくらいの、被写体に寄って撮ってみたものを何枚か。
遠距離~無限遠、中~長距離、近距離いずれでも、ピントは二重像で合わせて撮るとバッチリでした。
いずれもF値は8固定で、多分レンズの一番おいしいとこを使って撮った形になっていると思います。
あとはちょっとおまけで、「かなり明るい場所」と「かなり暗い場所」で撮影したらどうなるかを実験。
今回使ったレンズはIndustar-10 50mm、FEDと刻印されたレンズで、いわゆるエルマーの代替品のような感じかと思います。
もちろん、Industar53mmも、決して写りが悪いわけじゃないと思います。
これらの3枚は53mmの方のレンズで撮りました。
強い光があたった場所でにじみが出る、という子ですが、むしろ光を柔らかく表現したいときなんかに使えるレンズです。
ソ連製レンズもなかなかあなどれないなと感じました。
カメラもレンズも、いわゆる「もどき」的な品ですが、僕の使い方ではコレで十分すぎるような気もします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?