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2月-② 愛犬トレーニングレポート〜レトリーブに向けた姿勢〜

前回の記事の反響いくつかいただいています!BLOGを見返していただいた方・私のTEENのぴちぴち感に驚いた方(そして細ーい!と😭)、ドッグトレーナーであるフィリッパ先生がこんなにもブリーダーとしても知名度があって、ドッグトレーナーとして活躍しながら、愛犬もFTでチャンピオンにさせるくらい実力のあるハンドラーであり、ブリーディングでは国外の方も欲しがるほどの人材であるという仕組みに驚かれた方もいるようです。

そしてなぜ私がパピートレーニングに関して触れたかというと、今絶賛パピークラスを開催させていただいているからというのも大きな理由の一つですが、

私のお伝えしたいパピートレーニングは教科書を参考にしてお伝えする部分もあるのですが、子犬がこの世に産まれた瞬間から飼い主さんのもとに巣立つまでの育ちやを見届けた経験が背景にあることをお伝えしたかったのと、

パピー期に教えられること・取り組めることは山ほどあるのですが、あくまでその迎えられた家庭の生活リズムや飼い主さんの思考の柔軟性・キャパシティによりどのペースで何に優先順位をつけて取り組むかはさまざまなので、いかにカスタムしていけるかが大事であるということです。

私はパピークラスを受けさせていただいた時は1歳くらいで兄弟でのパピークラスは一旦おしまいの提案をしています。【迎えられた家庭の生活リズム】や【飼い主さんの思考の柔軟性やキャパシティ】により当然進行状況や犬の知恵や知識に個体差が出るのは当然、でもこれは間違えていけないのは兄弟内での優劣ではないのです。

1歳での個体差はまだまだ思春期なので、犬の安定した心境は難しいので比較の対象にはならないのが大前提で、

飼い主さんにしっかり集中して意識が向く子 と 周囲に気が散って考えるよりも動いてしまう子

状況を把握して落ち着ける子 と とにかく自分の興味の向いた方に興奮してしまう子

比べてどちらが良いも悪いも決めてはよくないと思います。飼い主さんの犬との暮らしとドッグトレーニングの重きが違ってしまうというのもあるので、1歳くらいからは各自のペースで進めていくことを勧めています。

それは1頭飼いで迎えられたのか、多頭飼いで迎えられたのか
お留守番は多いのか、飼い主さんが在宅していることが多いのか、
近所を歩くだけの散歩が多いのか、車に乗ってお出かけ散歩が多いのか
たくさんの環境的要因にだけでも個体差は出るので、そこを考慮した上で各犬にカスタムした内容で進めていけば、思春期を越えたところで「わぁやっぱりきょうだいだから似ているねっ♪」ってところが見えて面白いです。

【思春期】は必ずどの犬にもやってくると私は考えています。愛犬がパピーの時から一生懸命向き合って育てていても、愛犬とすれ違ったり、うまくいかないなんてよくあることで、どんなに幼い時に色々と素直に受け止めてくれるウブなパピーでも必ず自我が出る、警戒心も出る、視野が広がり飼い主さんだけがいる世界ではないことを知る、自分のしたいことが選べるようになるといういわゆる思春期は来るので、コマンドや行動をかず多く教えることを1番に考えるよりは

犬の思考が養えたり「やってみたい、みてほしい」っていう好奇心や飼い主さんへの意識の強化をヒントに何かできることを見つけてみていただきたいと思いました♪

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