2021年6月21日は夏至の日。
今日は夏至ですね。
夏に至る、と書くように、いよいよこれから夏が始まるぞ!と中国の二十四節季からきています。
今日は1年で一番昼の時間が長い日。
いつもであれば梅雨なので雨になる事もあるかと思いましたが、今年はまるで真夏日のように屋内にいても汗ばむ天気でしたね。
これを機に、夏至について色々と調べてみました。
・ヨーロッパでは夏至は、「太陽の力を最大限受け取れる日」として、お祭りが行われることが多い。
イギリス:ストーンヘンジで迎える夏至の朝日
スウェーデン:ミッドサマー
(最近話題になったホラー映画をついつい思い出してしまう笑)
長く閉じこもっていた冬から、温かくなってオープンになり、活発的に動くようになる季節に合わせてか、ポーランドやフィンランド、ギリシャでは子孫の繁栄や伴侶を見つけることを願ったしきたりやお祭りがあるのが目につきました。
※日本でも三重県伊勢市にある二見興玉神社の「夏至祭」が有名なのだそう。
https://futamiokitamajinja.or.jp/
・日中の時間が長い、という事は1年で一番夜の時間が短い日でもある。
これを「短夜(みじかよ)」と昔の人は読んでいたそうで、百人一首でにも夏至に関する和歌が残されています。
【夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ】
清原深養父(※清少納言の曽祖父)
句の詠まれていた時代は、夜に男性が女性の家に夜通うのが一般的な恋愛だったと考えると、夏至の夜は愛する2人にとっては1年で一番短い逢瀬ですね。
四季を感じる「いとをかし」な感覚、(今で言うと「エモい」?)を感じると、日本に生まれて良かったなあと感じます。
今日はここまで。
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