見出し画像

=に/を引く話(三峰結華について)


※※三峰True Endについて触れております。ネタバレ回避したい方はバック推奨※※


こんにちは、志画内まいとです。

今回は、先日実装された限定pSSR・≠三峰がその、あまりに強パンチだったので感情の整理というか吐露というか、そんなかんじのためにつらつら書こうとおもいまして。

先日別コンテンツの二次創作のタイトルで「EQUAL」という単語を使ったこともあって、ちょうどこの言葉の意味を色々と考えた矢先だったので勝手に縁のようなものを感じたりもしました。(スタンプカード3枚目8個までこなかったけど)

では本題。

もともと三峰はなれなれしく見せかけて、その実過剰といっていいほど線引きをしてきました。
必ず予防線を貼った上でギリギリ近くまで踏み込んでくるというか。
現に、最初のpSSR【お試し/みつゴコロ】のコミュタイトルでも「境界線」「予防線」と、「線」をしきりに強調していたフシがあります。

二次創作のネタにもしましたが、誰にでも愛称をつける割に誰一人本名では呼ばないのもそのひとつでは
ないでしょうか。



※ここで読めます。興味ある方はよろしければーhttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=73842814



三峰ももちろんそれに自覚的で、【それなら目をつぶりましょう】のTEではダイレクトにそのあたりを
ぶつけてきました。(先に9割手札をオープンしてこれ以上はダメ、というのがいかにも三峰らしい)

今回のコミュでは、Pの一言によってどこかで(線を引き)間違えたのかと不安定になってしまいます。
三峰はおそらくPに対してすでに普通以上の感情を持っていて、それも自覚していて。
だからこそ「自分がPの近くにいていいのは『アイドル』だから」と強く言い聞かせていたのでしょう。

そのアイドルの仮面がいつのまにか外れていたのか、機能しなくなっていたのか。

自己評価の低さを仮面で隠し、器用に演じていた彼女にとってそれはとても怖かったことでしょう。

雨の中追ってきたPに対して「どうしてそこまでしてくれるのか」と問いかける三峰に、Pは(選択肢の発生もなく)「プロデューサーだからだ」と答えました。

それが三峰の求めていた「正解」だったのです。

二つ目のコミュタイトルは「動点Pとの距離を求めよ」ですが、これは設問自体が間違いだったのです。
Pはプロデューサーの枠からは一歩たりとも動いていなかったのですから。

どんなに恋人ごっこでからかっても、素の自分を垣間見られても、少ない言葉でお互いをわかり合えるようになってもプロデューサーはそのスタンスを崩さなかった。

それがわかったことで、三峰自身もはっきり「線を引く」ことができたのです。

あの日、雨の日に始まったアイドル:三峰結華は
同じ雨の日に、今度こそ真のアイドル:三峰結華として再スタートを切ったわけです。 


普通の女の子≠アイドル

恋心≠信頼

そんなふうに、=にはっきり/を引くことで。

…………いやいやいやいや

なんだこれ。

これTVシリーズ最終回の1話前にやるやつでは???

もしくは仮面ライダーの強化フォームイベントでは????


そして、=と/を分けて表記することで気づいたことがあります。

三峰の、最初のpSSR【お試し/みつゴコロ】。
数式の/でいえば1/3など、分数を表し、
お試しぶん何割か/三峰のハート全部
という解釈もできますが、
文章の上での「/」には「or」、「どちらか」の意味があります。

つまり、この頃の三峰にはまだ
「女の子としての三峰(恋心)」/「アイドルとしての三峰(信頼)」
という選択の余地があったのではないでしょうか。

そして今回、=に/を引いて≠にすることで、
三峰はより強固なアイドル強度を得た、と。(アイドル強度てなに)

この「/」は今回のための伏線だったのではないでしょうか。

なにそれライダーベルトに実は最初から拡張強化スペースあったみたいなやつじゃん…

(オイオイまたこじつけか~と言われそうですが、少なくとも
手持ちの他のキャラのTEコミュの中に「/」が使われたものはなく、ある程度意図されたものではないかと思っています)


まあそんなこんなで、プレイ中は

「うわあもうこれギャルゲのトゥルー攻略ルートやんけ…以降どうすんの…」

という感じだったのですが、トゥルーまで到達した後は

「そうか、三峰の真アイドル伝説はここから始まるんやな!!!」

という気持ちになれたので〆まで含めて素晴らしいシナリオだったと思います。

未所持でスタンプある程度埋めるだけのSR,SSRをお持ちの三峰Pさんはぜひ頑張ってみていただきたいです。


だいぶ気も済んだのでこのへんで。

長々とお付き合いありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?