『ソウル・サクリファイス』のどうじんし
ずっとソルサクの同人誌(てか、ぼくの考えた最強の魔物)を書こうと思ってたのですが、精神的に参っていたので流れに流れていました。やっと書いたよ。遅っせー!
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昔々、あるところに美しい女がいました。金の長い髪は光を帯びてきらきらと輝き、青い瞳はアクアマリンのよう。しかし身寄りもお金もない彼女は、いつも煤けた恰好で、暗い路地で物乞いをしていました。
頭巾の下に隠された彼女の瞳を見た者で、彼女に心を奪われなかった男はいませんでした。彼女もまた、自分を求めてくれる