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紙版ハクレイフロンティア 第1弾所感(2023/12/31~2024/3/30)

どうも、みがわりそーです。
僕は2023年末の冬コミ終わりから”ハクレイフロンティア”というカードゲームにはまってるのですが、その第2弾が5月の例大祭でリリースされるとのことなので今回の記事では第1弾環境の振り返りを綴っていこうと思います。
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※記事の性質上、紙ハクフロのルールやカードプールを完全に把握した方向けのものになっています。ミリしらな方は上部のリンク内に記載されているルール画像や、詳しいルールの内容、Twitterにて#紙ハクフロで投稿されているカード画像を参考にしながら読んでほしいです。

このままブラウザバックされると悲しいのでルールだけ簡単に説明しますと、お互いの手札からキャラカードを1枚ずつ出し合い、そのカードに書かれているパワーの大小を競います。パワーの大きい方が場にあるレアカードを獲得でき、9枚の手札を使い切った時、獲得したレアカードに書かれている点数(レア度)の合計が大きいプレイヤーが勝利、というものです。
ゲーム性としては限定じゃんけんやEカードに近いかもです。


☆簡易用語解説

キャラカード
東方Projectのキャラクターが描かれたカード
コスト、パワー、特殊能力が書かれており、コストは構築時に、パワーと特殊能力はバトル時に参照する
特殊能力の内容はバフ、デバフや場のカードに干渉するものなど様々

レアカード
東方Projectに関連するアイテムが描いてあるカード
#紙ハクフロによるツイートではアビリティカードと記載されている場合もある
レア度、特殊能力が書かれており、レア度は-5、-3、-1、0、1~7、10が各1枚ずつ存在し、合計12枚で1セットである
キャラカードで相手に勝利した時に場に出ているレアカードを取得でき、そのカードに書かれているレア度が自身の得点になる

山札、場
レアカードをシャッフルして積み上げたもの
山上1枚目を場に置き、そのカードを取り合う
なくなり次第山札から1枚ずつ補充する

☆デッキリスト

最後にプレイした3/23時点のリストを公開

構築のルールとしてコスト合計25以下かつ枚数が9枚ピッタリを満たす必要があるので1番無難な組み合わせである1コスト×2、2コスト×2、3コスト×2、4コスト×2、5コスト×1が好まれている
1コスト×3、3コスト×3、4コスト×2、5コスト×1のような構築も可能だが、2コスト最強にして全カード中最強格のチルノが不採用になるため、誰もやらない…

構築の感想
みがわりそー→相手の透かし札(チルノや十六夜咲夜、共に後述)に怯えて保険に寄せた弱気な構築にしてしまった。4コスト帯のカードのチョイスはかなり納得している。

昴→ポチャスギィ!w

えだまめ→射命丸文(後述)や小悪魔(パワー2、勝利時に場のカードか山札1番上のカードかどちらかを選んで獲得できる)はオシャレプレイができるため採用してしまったがこの2枚はパワー不足で勝利時効果が上手く発動せずご都合カードな感じがしてしまった為次は変更したいと思った。



☆採用率

集計を開始した時からの6デッキ分の使用率


☆カード解説

ここからは採用率の高いカード、使用していて強力だと感じたカードについて解説します。

1コスト

因幡てゐ

簡易解説
パワー1
因幡てゐを投げたターンとその次のターン中、自分が獲得したカードのレア度が0以下の時、それらのレア度を3点にする

取り合うレアカードの中にはマイナスのレア度となるカードも存在するのだが、それらのカードを獲得したときに3点のカードとして換算してくれるいわば保険のカード(手札のカードが高パワーで固まると、マイナスレア度のレアカードが場にあるときにわざと負けて獲得から逃れるプレイが不可能になりがちであるため)
かぐや姫の隠し箱(レア度0、ゲーム終了時に山札から好きなレアカードを1枚獲得できる)を因幡てゐ効果中に獲得できると隠し箱が3点のカードになる上、ゲーム終了時の確定サーチにもなり一石二鳥である


ナズーリン

簡易解説
パワー1
ナズーリンを投げたターンの終了時、山札から好きなレアカードを1枚場に出す

パワーは低いが、欲しいカードを次の場に補充できるので最後の捲りや寅丸星の特殊能力(パワー5、レーザー宝塔を所持しているとパワーが5+8になる)を発動させるために確定サーチを切るなど、1コストという競合の少ないプールにしては多岐にわたる活躍が見込めるためほぼ確定枠である


2コスト

チルノ

簡易解説
パワー2
チルノを投げた時、山札から冷たい氷(レア度2点、バニラ)を場のカードと入れ替える

1弾環境を定義する屈指のパワーカード
相手が面の抗い難きジュリ扇(レア度10点、獲得した場合、相手のキャラのパワーが常時+3される)やフルパワーアイテム(レア度7点、バニラ)に合わせて高パワーのカードをぶつけてくるのを透かすことができる
ただし冷たい氷分の2点を与えてしまうことには注意


3コスト

十六夜咲夜

簡易解説
パワー4
十六夜咲夜を投げた時、場のカードと山札の1番上のカードを入れ替える(ルールとして1番上のカードは常に表である)

チルノ以外で場に干渉できる貴重なカード
次トップのマイナスレア度カードを押し付けたり、チルノと同じように相手の高パワーカードの透かしに使える


射命丸文

簡易解説
パワー5
射命丸文を投げてバトルに勝った時、そのターン終了時にお互いが今まで獲得したレアカードの中から1枚を選び山札に戻す

相手の取得したカードをバウンスする唯一無二のカード
相手のジュリ扇レーザー宝塔を返すことで戦況を持ち直せる
バウンス時にシャッフルが入るので次のカードのリセットとしても使えるが、射命丸文を投げたターンのバトルに勝利しないと働かない特殊能力である点に注意


4コスト

フランドール・スカーレット

簡易解説
パワー9
このカードで獲得したレアカードの特殊能力を無視する

素のパワーが一番高い且つ4コスト(=5コストで霧雨魔理沙以外の採用が視野に入る)である点が強力
さらに獲得したレアカードの特殊能力を無視できるため、ジュリ扇の相手へのバフ効果がなくなり、これが第1弾環境最大値のプレイになるが、鈴瑚印の団子(次のターンの自キャラのパワー+5)や大天狗の麦飯(このカードを獲得したゲーム中自キャラのパワー+1)を取得した際は自身へのバフもなくなる点に気を付けたい

余談だが、#紙ハクフロでツイートされているフランドール・スカーレットのカードテキストが博麗霊夢のものになってしまっている…


伊吹萃香

簡易解説
パワー6
バニラ

5コスト帯で霧雨魔理沙を採用しない場合、純粋な自己肯定感(レア度6、パワーに関係なくバニラカードを投げたプレイヤーが勝利する、お互いバニラの時はパワー勝負)の取り合いに強く出るために採用したいカード
シンプルにスタッツの高いカードなので強力(所詮はバニラカードなのであまり書くことがない…)


5コスト

博麗霊夢

簡易解説
パワー8
相手が出したキャラの特殊能力を無視する

高パワー且つ相手の特殊能力を打ち消すメタカード
相手のチルノ咲夜による透かしに怯えずに盤面のレア度が高いカードに触りに行ける点が強力


霧雨魔理沙

簡易解説
パワー9
バニラ

フランと同時採用することでパワー9の二枚構えが可能になる
お互いのバフ、デバフが無い状態ではミラー以外確実に自己肯定感を獲得できる
このゲームは、パワーが高いやつが勝つ。


☆終わりに

いかがでしたか?
このカードゲームの魅力が少しでも伝わって皆さんが紙版ハクレイフロンティアを手に取るきっかけになれば嬉しいです
特に普段から読み合いを含むゲームをプレイしている層におすすめかなと思います
時間の都合で紹介できなかったカードや戦術、メタゲームの変遷などまだまだ語り足りない部分もありますので、2弾以降もプレイしてまたこのような形で共有出来たらいいな、と思っています
また、僕自身ポケカの自主大会や練習会の時にほぼ必ず持ち寄っています(2人分!)ので、実際にプレイしてみたいという人はお気軽にお声かけ下さい

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