有翼のフロイラインを遊んでみて

MiGちり日記97

本文はps4ゲーム『有翼のフロイライン』のネタバレを多分に含みます。それでもいいって人は、ゆっくりしていってね!

最高のゲーム、エルデンリング。しかしその難易度故に心が折れそうになることも多々あります。そこで私は『ゲームの息抜き』にゲームを買ってきました。

その名も『有翼のフロイライン』。ジェネリックアーマードコアの一つであり、百合ゲームとしても紹介されることのある作品で、前々から気になっていた一本です。しかし資本的時間的にも余裕がなく、ずっと放置したままでした。そんな中、先ほども言ったようにエルデンリングを中弛みさせない息抜き用ゲームを探しに行ったTSUTAYAの、中古エリアで安くなっているのを見つけて買ってきたというわけです。

さて、完走した感想ですが(激ウマギャグ)、良くも悪くもこれ倍あったらなーーって思いました。
話の流れが、新歓の前日に出撃が!→主人公の一人であるクラーラの誕生日前日に出撃が!→同じく主人公のエーリカの誕生日前日に出撃が!→エーリカ重傷→クラーラ狂乱→背負ってる兵器の真相が明かされて終わりといった感じでした。

なんというかオリジナルの12話完結アニメや原作のある2時間アニメ映画を見ているような独特の駆け足感を感じてしまったのは間違いありません。しかし終末のイゼッタのような味わいはヒシヒシと感じたし、しっかりと百合も描かれていてシナリオ自体はすごく良いものだったんじゃないかなと思います。私自身、濃い味付けの百合に慣れすぎてて若干薄味に感じてしまいましたが冷静になって考えてみたら全然そんなことはなく、本編終了後の二人の関係がすこぶる気になる次第です。

ゲーム面でも、ジェネリックアーマードコアの名に恥じぬ出来で、高速シューティングアクションとして純粋に楽しむことができました。少しわがままを言えば、敵のHPが少し高すぎる気もするので、敵のHPを3分の2にして敵の数を1.5倍にすれば爽快感がアップしていいんじゃないかなと思います。

あと圧倒的に高機動ミサイル、ガトリングガンと狙撃銃の組み合わせが強い。これもう少しナーフしてもいいかもしれません。

ゲーム自体はとても楽しく、完成度も高いものでした。

ここからは問題点を上げていきます。

一つはストーリーの進行です。1話1話が長すぎて、少し退屈に感じました。せっかくのアクションゲームなのですし、途中でミッションを入れる余地のあるストーリーもあったので、中身がスカスカといった印象を受けかねません。

そしてストーリーシーンが全て紙芝居な上にその紙芝居はCG、主人公2人以外の顔が映らない、視点変更で一瞬困惑することなどです。

どうせCGなら全部動かしてほしかったし、主人公2人以外の顔も映して欲しかったです。視点が二転三転するので切り替える時に少し困惑してしまうのは、本来一人称の違いでなんとかわかるのですが。あとはムービーがスキップできない。これマジ勘弁。

問題点は多々ありつつも、百合的にめちゃくちゃ美味しい有翼のフロイライン、どうかよろしくお願いします。以上。

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