「THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 “SHINE ON”」に行ったよ!
というわけで、0427東京ドームに行ってきた!
モンキーのライブを「生で」観るのは実に5年ぶり。
2019年のGreatful Spoonfulの時のたまアリと横アリ以来。
2020年5月のドームツアーラスト東京ドームには当選していたのだが、567により延期……。
その年の秋に代替で行われたライブには行かなかった(「行けなかった」の方が正確か)。
ちなみにこの時の東京ドーム、567下で初めて敢行された大規模ライブである。
そして感染者を1人も出さなかった(少なくともこのライブ原因では)。
その後はモンキーがお休みに入ったり、何よりボーカルの吉井和哉さんの喉に不調アリで療養せねばならなくなったり……。
これもポリープと言ってたけど実は咽頭癌だったことが後で公表されたんだけど。
実は今回のドームライブの前に、現体制では初めてのファンミが全国のZeppであって、そこで2、3曲ではあるが観客を前に披露している。
しかもかつてのモンキーを支えていたキーボード奏者、三国義貴さんが久しぶりに登場するという嬉しい驚きもあったり。
まぁ「私は」文字情報だけなんですが。
……。
……。
……。
ファンミ、全落したんだよ!(大声&涙)
正直FCをまだちょっと許してないw
まぁそんなこんなで5年ぶり。
何だか長かったようなそうでもないような。
やはり567で時間感覚がおかしくなってる。
入口(歩道橋を過ぎたとこ)にあるドームビジョンに今回のライブ、10枚目の新アルバムの告知が流されていてDanDan(笑)気分が上がってくる。
それにしても凄まじい人の波、人の量……。
文字通り「老若男女」。
それが皆、高揚した表情で、それでいてどこかしら少し緊張した空気も漂わせている。
多分ワタシもそうだったんだろうな。
今回色々あって()、グッズ布系は事前購入を見送ったのだが、やはり会場で身にまとっている人たちを見ると我慢できない。
特に白のロンティーが良き!
これは買うしかー!とグッズ売り場に凸。
……まさかの布系全部ソールドアウトwww
残念なような、ホッとしたような。
なお後日販売告知来たので検討します←
モンキーライブ開演前の恒例といえば「バラ色募金」。
100円以上寄付するとピックが頂ける。
もちろん今回もしたよ!
そして着席。
スタンドだったけどほぼドセンの2列目。
1列目は立つの禁止だから、実質スタンド最前。
良い引きでした(*´ω`*)
スクリーンに映されるカウントダウン秒。
これって普通10秒前から盛り上がるもんとちゃうの?と思いきや、待ちきれない我らはもう100秒前くらいからすげえ手拍子w
1曲め、まさかの「バラ色の日々」。
トッパーでこれええええ!
4年前、コーレスもシンガロンも出来なかった東京ドームライブ。
そのためファンから事前にこの曲の歌唱を募り、それをライブ当日流した「Sing Loud」という企画があった。
イントロ中、吉井さん
「あの日の声を、今日のみんなの声と一緒に重ねます」(大意)
最初からブチ泣き。
反則である。
真の「エモい」とは正にこういうこと。
「声」と言えば、Tacticsで吉井さんが
「前回は『声を出せないから身体だけで感じて』と言ったけど、今日は『声も、身体も』!」(大意)
って4年前を踏まえて呼びかけたのグッと来た。
恒例の「Ah-Yeah」のコーレスが、こんなに楽しくてドキドキするなんて!
セトリはまさに「The ヒットパレード 」だった。
良きにつけ、悪しきにつけ(敢えて書く)。
久しぶりのライブなんだから「ひねらず直球、アゲ曲メイン!」という発想はもっともだし正解だと思う。
とは言え、第1期からの「ちょい渋め」なチョイスがほぼ無く、「Super」後の最初の集大成であった「9999」からもAlrightと天道虫だけ、ってのはやや物足りない感があった(あくまで私の感想です)。
まぁ贅沢な要望なのだが(苦笑)。
「ちょい渋」がほぼ無いと書いたが、だからこそ後半の「人生の終わり」が明らかに異彩を放っている。
確か再結成後は初披露のはず。
ただこれ、会場にいた人なら誰もが深く納得する選曲だった。
吉井さんの癌発覚から治療に関するドキュメント映像(メンバーのコメント含む)がしばし流れてからの歌唱だったから。
「昔からずっと死ぬのが怖かったのに、この経験を経て達観したというか怖くなくなった」(大意)
吉井さんの言葉に胸がつまる。
だからこそ「人生の終わり」の歌詞が本当に沁み入った。
♪君の愛で育ったからこれが僕の愛の歌
♪スローモーションで花が散る
♪沢山の思い出と共に…
クリエイターは時に「予言者」となる。
吉井さんがかつて書いた歌詞が、そのまま「今」の吉井さんに、そして我々に深い意味を持って響き渡る。
「血が泣いてるんだよ」の重み。
歌い終えた吉井さんの凄まじい表情、そして会場の空気。
深い余韻に浸ろうと思いきや……。
間髪入れずに「Sack of Life」!w
そう言うとこやぞモンキー!ww
そう言うとこやぞ吉井和哉!www
まあ、だから好きなんだけど!wwww
ただ率直に言って、この辺りから明らかに吉井さんの歌唱が苦しそうな感じになってきた。
いつもの「歌詞が見える」感じの歌い方ではなく、ややくぐもった感じ。
正気ヒヤヒヤしたし、何より吉井さんの身体が(喉が)心配で仕方なかったけど、それでもやるんだ、やり切るんだ、という吉井さん、そしてメンバーの想いがビンビンと伝わってきて、こちらとしてはもう身を委ねるしかなかった。
ただ「やり切るんだ」と言っても決して悲壮なものではなく。
むしろ「こんな楽しい時間を取らないでくれよ!」と言う子供のような。
ライブキッズ・吉井和哉が帰ってきたなぁ……とニコニコしてしまった。
ラブショーで吉井さんが歌う「お身体には気をつけて」で会場に充満する苦笑混じりの空気!w
もちろん「幸せな」苦笑いである。
そしてアンコール。
「ALRIGHT」に痺れた。
♪何よりもここでこうしてることが奇跡と思うんだ
♪命はいつか絶えるだろう だけど最高の出会いが
♪月日は流れて 力を集めて
♪ひとつに集めて
「再結成」を高らかに歌い上げたこのアンセムが、8年を経て吉井さんの、そしてバンドの「再復活」を寿ぐ歌に昇華する。
元々ここの歌詞すごく好きなんだけど、とにかく泣いた。
私のこの日一番の泣きポイントはここだった。
そしてラスト、吉井さんの
「ようやくまたこれが言えるような気がしてる。『我がイエローモンキーは永遠に不滅です』。ここで言いたかった!」(大意)
待って泣くしかないやん。
20010108の同じ東京ドーム、「メカラ ウロコ・8」で発されたこの言葉。
あの時と同じ言葉が、これほど違う空気を纏って響くなんて(号泣)。
やっぱりイエローモンキーが好きだ!
このバンドの未来をもっともっと見ていたい!
以下つらつらと箇条書き羅列。
・三国さん鶴ちゃんダブルキーボード贅沢すぎ
・吉井さん休めるため? イントロ長尺ソロパート披露が2回(「ソナタの暗闇」と「聖なる海とサンシャイン」の前)あったけど、普通にかっこいいから今後もやってほしい(そういえば以前「球根」でもあったよね)
・やはりAlright → Asian の流れ最高。ベタと言われても
・まぁAlrightは序盤にぶちかまされてもそれはそれで良い()
・東京ブギウギやるんかい!まあ「おそそ」じゃないからいいのか?朝ドラリスペクト?w
・「復活の日」歌詞良すぎか
・吉井さんアルバムツアー匂わせ。でも告知は無かったけど
・治ったら2days!
セトリ。
オリコンさんのレポからお借りしました。
01. バラ色の日々
02. SHINE ON
03. Romantist Taste
04. Tactics
05. 聖なる海とサンシャイン
06. BURN
07. ROCK STAR
08. 楽園
09. SPARK
10. ソナタの暗闇
11. 天道虫
12. 太陽が燃えている
13. 人生の終わり(FOR GRANDMOTHER)
14. SUCK OF LIFE
15. LOVE LOVE SHOW
16. ホテルニュートリノ
~アンコール~
17. アバンギャルドで行こうよ
18. ALRIGHT
19. 悲しきASIAN BOY
20. JAM
~ダブルアンコール~
21. WELCOME TO MY DOGHOUSE
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