今までの妄想ツイート全部まとめ

2023年8月23日 01:52

不定期でツイートしている『妄想ツイート』のまとめ記事です。随時更新。

一通り読んで気に入ってくださった方はこちらからまとめ本（各作品ごとの解説＋書き下ろし作品12本入り）を購入してくださるとめちゃ嬉しです。

130

「あっ、今月も……ありがとうございます」
そう言ってバーコードを通す図書委員長。俺は彼女が月替わりでおすすめする小説を毎月欠かさず借りている。
「最近は硬派な小説ばかりですね。前みたいな恋愛小説は？」
そう問いかけると彼女は少し俯いてこう返した。
「……いえ、最近は自分ので忙しくて」
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 11, 2023

「髪くるくるする癖、抜けないんだぁ」と話す彼女と自分で切ったらしい少し不格好なボブカット。首の横の毛を指で軽くなぞるように巻くのは長髪時代の癖らしい。「美容院とか行かないの？」そう尋ねると彼女ははにかんでこう答える。
「美容師さんじゃなくてキミに見てもらいたいじゃんか、最初にさ」
— みぃそん☘ (@mieson_722) February 5, 2023

踏切の向こう側から彼が歩いてくるのが見え少し背を正す。間もなくして遮断機が降り、勢い良く電車が目の前を通り過ぎる。ここがチャンスとばかりに髪と表情を整え、万全の状態で向こう側の彼と対峙。スタスタと歩くと彼は私に気付くや否や髪をぐしゃりと撫で笑顔で挨拶をする。さ、最悪。…でも最高。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 3, 2022

実家から届いたスイカを彼女と座布団に座りながらシャクシャクと頬張る夏の14時、なんとなく味変に塩をかけてみると意外と美味で思わず「甘いな」と声を漏らすと、咀嚼を一段落済ませた彼女に「…なんか敵キャラっぽいね、それ」と突っ込まれ、思わず目を合わせながらお互いへらへらと適当に笑いたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 7, 2022

水族館、遊園地、喫茶店に映画館。この夏休みに彼女と重ねた思い出をなぞりながら夕焼けの道を二人歩く。道中、大袈裟に一歩を踏み出して彼女は笑う。
「お互い明日からはまた真面目な人のフリしなきゃね」
胡散臭く伊達メガネを取り出した彼女と、学年の成績首位を争う“フリをする”日々が再び始まる。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 3, 2022

炎天下の中彼女と歩いている時、手持ち無沙汰だったこともあり彼女の手を握ると「急に何？暑苦しいからやめろ」と睨まれるも無視して握り続けていると「やめろ」「マジで暑いしキモい」と無限に小言を言われ続けていたものの、反してその手は家に着くまで優しくギュッとこちらを握り返していてほしい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) August 27, 2022

夏のはじまり、突然朝早くに幼馴染がうちへ来て「冒険しようよ」と声を掛けられる。冒険に似合わない白いワンピースに身を包んだ彼女と川伝いに南下し、丁度疲れきったところにあった無人販売所でキュウリを1本ずつ買って、しばらく川へ潜らせたひんやりキュウリを青空のもとたった二人でかじりたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) August 24, 2022

霊が視えるようになった。
毎年お盆になると地元へ帰って亡くなった幼馴染の墓参りをしていた。視えるようになってからすぐ彼女にそのお礼を言われた。「アンタ毎年泣いてたね。私のこと好きすぎかよ」彼女はそう言って俺をからかう。
これからはこうやって俺の隣でずっとからかってくれんのかな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) August 20, 2022

彼女との花火大会。終盤、夜空に一つ一つと打ち上がる花々を見つめながら「来年もまた来たいな」と話すと「うん。来年もその次もね」と笑って返す彼女。しばらくして最後の大花火が打ち上がる直前、少し息を整えながら彼女は目を合わせ呟く。
「でも、もしも今年が最後でもさ…私、結構満足かもだ！」
— みぃそん☘ (@mieson_722) August 13, 2022

彼女との北海道旅行。まずは最初に定番の、と札幌時計台に来たものの思っていたよりも規模感が小さく、思わず「なんかちょっとガッカリだな…」と呟くと、彼女におもむろに手を握られ「…私はあんまりガッカリしてないかも」とやけに満足そうな笑顔でこちらをじっと見つめられたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) July 26, 2022

120

「田舎の夏が見たい」と話すと後輩女子が「私もです」と言うので後日一緒に向かうことに。各所回り田舎を堪能していると、彼女が突然川の上流へ走り麦わら帽を流しはじめたので、慌てて下流でキャッチすると「…これ、私の地元だとプロポーズ成立って意味なんですよ」とからかうように笑われたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) July 24, 2022

会社の新年会。上司も部下も酩酊して酒を酌み交わす中、同期女子社員が「私達だけ蚊帳の外ですねぇ」と数少ない下戸仲間の俺に声を掛けてきたので、どうせ上司の奢りだ、とこっそり二人だけの唐揚げを注文して、長机の端で麦茶を飲みながら漫画の話をしたり飼っている動物の写真を見せあったりしたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) July 13, 2022

朝起きて寝ぼけながら携帯を開くと壁紙が彼女の水着姿の自撮りに設定されており、すぐさま隣で眠る彼女を叩き起して訳を問い詰めると、少し躊躇った後ゆっくりと口を開き「…普段から見慣れておいてもらわないと一緒にプールとか行った時に興奮しちゃうと思って…」と顔を赤らめながら説明されたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) June 30, 2022

残業を終えた彼女から届いた「今電車…最高の飯頼む…」という疲労感MAXの連絡。しばらくして帰宅した彼女が「もうクタクタ～」と玄関に倒れ込んだので「対してこっちはコトコトでワロタ」と出来たてのシチューを披露すると「つまんないけど最高～」と溶けそうな笑顔で飯係の仕事ぶりを称えられたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) June 21, 2022

仲良し同級生女子に「今日一日彼氏のフリをしてくれ」と頼まれたのでお店のカップル割に連れて行かれるのかと思いきや、一日に渡って「好き」「カッコいい」「愛してる」と連呼され続け、その挙句「…どうだ、今ホントの彼氏になりたい気分か？」と歪すぎる告白誘導のようなものをくらいたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) June 17, 2022

長いロングヘアーが自慢だった彼女がある日突然ボブヘアーにして待ち合わせ場所に現れたので「失恋でもした？」と適当なジョークをふっかけると、少しはにかみながら「君に恋してるから切ったんだよ」と目を見つめてこっそり告げられたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) June 16, 2022

パチ屋で喫煙所に入ると中にいた女性が「一本あげる、大当たりして気分良いんだ」と笑顔で煙草を差し出してきたのでお言葉に甘え吸っていると、しばしの無言の後彼女がまた別の銘柄の煙草を吸ったかと思うと突然「…今キスしたらどんな味すんだろね」と艶っぽい黒髪に指をかけながらそう告げられたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) June 15, 2022

付き合って数ヶ月、レヴィアタンの言動が少し癇に障り口論に発展するも彼女は俺の言葉をいなすばかりで埒が明かないため、諦めてその場を去ろうとすると、突然肩を掴んで口付けを交わされ「貴方は私が怖くないのね。そういうところを愛しているわ」と告げられ、動揺しながらまんまと場を収められたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) June 10, 2022

孤児院で仲良くなった彼女は雨の日になると天を仰いで舌をペロリと出す。前の主人は大層酷く水もくれなかった、だからこうしていたと彼女は語る。毎日綺麗な水を貰っても、毎日一緒に過ごしても、そして二人で大人になっても彼女の癖は治らない。
雨の日の彼女の横顔は少し舌が長くて、少し愛らしい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) June 7, 2022

彼女と共通で好きなゲーム作品のコンサートに行きたい。開演までのソワソワとした気持ちを埋めるように作品の上辺だけの話をしたり、逆に終演してからは饒舌に作品のことを語れるようになったり。そんな帰り道で今まで目に留まらなかった食事処を見つけて、二人で「今日はいい日だね」と笑い合いたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) June 6, 2022

110

深夜、急に彼女から「ラーメン行こ」と呼び出され集合するといつもよりラフな格好の彼女が。入店し早速ラーメンを注文すると彼女が長い髪を一つに結んでいたので「外で髪結ぶの恥ずかしがってなかった？」と尋ねると「深夜だしアンタしかいないからいーの」と何故か満足そうに笑う彼女を眺めていたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) June 2, 2022

VTuberデビューするらしい妹の初配信を自室でこっそり待っていると、突然隣の部屋から聞いたことのない声で「お兄ちゃん～！」と呼ばれたため慌てて部屋へ入ると、「ﾋｯ」と怯えた声を上げた後そっと「…これファンネーム…」と端的に説明され、数秒後耳元のイヤホンから妹の萌え声が再放送されたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) May 25, 2022

中華料理屋に入って席に着くなり「辛いの、いきます」と麻婆豆腐をカッコつけて注文する彼女。それを横目に炒飯を注文。食べ始めて数分後、「辛ぇ…」とギブ寸前の彼女に「俺食うから」とカッコつけて代打を引き受けるも「辛ぇ…」と同じくギブ寸前になり二人でヒーヒー言いながら仲良く食べ進めたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) May 15, 2022

犬の散歩中、向こうから女子友達が駆け寄ってきて「えっ犬飼ってんだ可愛っ」としばらく戯れた後、おもむろにスマホを取りだし「この子インスタ上げていい？」と聞くので「何て言って上げるの？」と尋ねると、しばらく無言になった後「勘違いされるか…」とゆっくりポケットにスマホをしまってほしい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) May 13, 2022

単身で東京へ来て数ヶ月、「よくそんな頑張れんね～」と地元から小馬鹿にしつつ応援の電話を寄越してくれる女友達に今日も近況を尋ねると「…彼氏できる気しなくてさぁ」といつもと同じ愚痴を垂れるのを聞いて、確証は無く怖さで埋もれそうなまま“きっと彼女もそう”だと信じ一人冷たい町で奮闘したい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) May 11, 2022

毎日電車で見かけるあの子はいつもメモ帳を持っている。どうやら席を譲った時など善行をしたらポイントを付けるルールらしい。「あのー…お兄さん？」そんな観察中、不意をつかれ突然彼女に頭を触られた。「寝癖、ついてますよ」そう言うと彼女は自分の席へ戻り、直後にこやかにメモへ一筆加えていた。
— みぃそん☘ (@mieson_722) May 10, 2022

彼女と一緒におやつでゆで卵を食べていると、ボーッとした顔で「やっぱ黄身好きなんだよね～」と呟いていたので、勝手に『黄身＝君』と解釈して「君が好きって？ありがとな」とふざけていると、「最初からそのつもりで言ってたよ」とゆで卵片手に当たり前のように言われ不意打ちをくらいたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) May 9, 2022

実家のお茶屋が音頭を取り商店街で催しをやることに。和菓子屋の娘の幼馴染と共に奔走し苦労しながらも無事大成功を収めた。夕方、実家のお茶を持って彼女の元を訪れ和菓子を一緒に食べた。片付けをする大人達の声が遠くに聞こえる。震えながら同時に溜息をつく。
彼女も今、同じ気持ちなのだろうか。
— みぃそん☘ (@mieson_722) April 23, 2022

オタクの街で外国人観光客の女性にエロゲショップまでの道順を尋ねられ驚きつつも案内することに。すると道中「このゲームの『エキベン』というものを体験したいです…」と言われ、動揺していると「…えっちなの考えました？」と鉄道エロゲに登場する駅弁を指しており、文字通りまんまとハめられたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) April 21, 2022

バイトの休憩時間、静かな女性先輩社員さんが編み物をしていたため話を聞くと「いつか好きになる人へ贈るために編んでます」と言われたことをふと思い出した。モミの木の下、手渡された不器用なそれをゆっくりと首へ巻くと、それを見た彼女に満足そうな顔で「好きになってよかったです」と言われたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) April 17, 2022

100

新学期。チャイムと共に担任による諸説明が終わり放課となったその瞬間、退屈が嫌で誰よりも先に教室から廊下へと飛び出すと、長い廊下の先にたった一人、自分と全く同じタイミングで足を踏み出した名も知らぬ女子と目が合い、チャイムやクラスの喧騒も入る余地の無いほんの一瞬にただ運命を感じたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) April 14, 2022

俺の席を囲みクラスの男子連中と話した理想の髪型。周りの『ポニテ派』を一蹴するようにロングの良さを熱く語った。水泳の授業後、女子はみんな濡れた髪をゴムで束ねている。ただ、俺の前の委員長だけはいつもと違い首筋が見えない。授業中、凛と挙手をするその腕には数本のゴムが巻かれたままだった。
— みぃそん☘ (@mieson_722) April 14, 2022

地元の食堂に行くといつも看板娘の子が俺を見るなり「あ、生姜焼き定食ね！」とこちらの気分お構い無しに注文を取っていくのが日課になっていたが、実は生姜焼きが彼女唯一の担当料理、そして得意料理なため「あのお兄さんを料理で惚れさせる」という目的で無理矢理そうしていたことが後々判明したい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) April 11, 2022

女友達と行ったライブの帰り道、共通で好きなアーティストということもあり「あの時のここが好きで！」「俺もあそこのセトリ好きだ…」などと熱い感想をぶつけ合っていたが、結局お互い“今日本当に伝えたかったはずの「好き」”だけは言えないまま帰宅することになってそれぞれ自宅で後悔したい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) April 10, 2022

ゴールデンウィークが明けた朝のHR、気怠さが抜けぬまま机に突っ伏していると、横の席の女子が俺の肩を叩き「…見せたげよっか、これ」と自分の脚元を指さすので、「お前のは連休中に散々見た」と秘密裏に付き合っている彼女とのデート内容を話題に上げ、すかさず彼女から強めの蹴りを入れられたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) April 6, 2022

クラスのギャルに恋愛相談をしてみると思った以上に熱心にアドバイスをしてくれたため（彼女自身の恋愛話も聞きたい）と思いそう告げると、夕陽の逆光の中「…失恋しちゃったんだ、たった今」と告げられ、続けて「話聞いた感じ、アタシじゃダメだぁあはは」と視線の合わない作り笑顔を向けられたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) April 3, 2022

「センパイになる人に名刺を配っているんです！」と春休みの部活中に声を掛けてきた新入生になるらしい少女。不器用なやり方に不安を感じながらも「よろしく」と挨拶をすると「…っ！はい！お願いします！」と元気に直角の礼をされ、（こういう子が部活を変えるんだよな）と寂れた校庭を見て思いたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 30, 2022

二人で朝起きて、気怠げな様子でしゃこしゃこと歯を磨いて、乱れた髪のままパンを焼いて、バターを塗りながらあくびをうつしあって、甘さ控えめのジュースを飲んで「また後で」と流しへ食器を浸けて、一呼吸置いてから、少しだけ丁寧に髪を整えた彼女と春麗らかな桜の町へとカメラを持って出掛けたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 27, 2022

料理好きの彼女が俺への誕生日祝いに作ってくれたフルコース、その燦然たる中に俺の苦手なナス料理を発見したため彼女に目配せをすると「食べな」と悪戯に笑われたものの、意外にも進んで食べられたため「これ美味しいな」と笑うと「…まぁ不味くは作ってないから」と照れ気味にそっぽを向かれたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 27, 2022

中庭のテニス球を何気なく拾い遊んでいると、渡り廊下を歩く女子友達が見えたので「これやる」と投げると「いらんわ！」と返されたので「誕生日だろ？プレゼント」と更に返すと「…覚えてんのかい！なら話違うわ！」と薄汚れたテニスボールを大事そうに抱え去る彼女を見て、何故だか少しだけ照れたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 25, 2022

90

卒業式、桜並木の帰り道。悪友にして親友の彼女は地元から離れ遠くの街で働くことになったらしい。少しの無言、そして彼女は突然足を止め告げた。「…好き」少々戸惑いながら「俺もだ」と返すと彼女は満足そうな顔のままボロボロと泣き出した。「もっと早く、お互い大人になる前に伝え合いたかったな」
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 19, 2022

自分のアイドルとしての初ライブが終わった。暗くて眩い一時間が過ぎ観客の熱気に絆されたままライブハウスを去る。ツイートを更新する指が震え帰路を進む足も速くなる。今日は大切な一日。終わるな、今日。今日が終わるまではメイクを落とさずアイドルでいよ即洗顔してしまった。そんな普通の女の子。
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 13, 2022

深夜、寒空から隠れるように丸くなってコンビニに入店、奥から聞こえる歓迎文句を聞きながら客のいない店内を物色しレジへ向かうと、気だるげな雰囲気の女性店員さんが「寒いっすね、外」と一言。「店内あったかくて良いですね」と返すと「へへっ、まぁ役得っすね～」と眠そうな笑顔を向けられたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 11, 2022

実験をある程度好きにやれる環境が欲しくて部長として所属している科学部、俺を除く唯一の部員である彼女は一貫して無言のまま。毎日実験に参加もせず外をボーッと眺めながら椅子に座り適当な時間に帰る彼女。いつか見た事件の被害者ににた彼女は、科学を盲信する俺にNOを突きつける使者なのだろうか。
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 8, 2022

各駅停車に揺られながら反対の車窓を流れる田や家屋をボーッと眺めていると、向かいに座る女子高生が目を覆うような仕草をしており、恐らくこちらの車窓から差す光が原因だと察し後ろの日よけを降ろすと、彼女が「えっ……あ！私見てたわけじゃ…ないん、すね」と勝手に気まずい感じで謝られたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) February 28, 2022

人間を魅了し吸血することで生き永らえる種族『吸血鬼』、血を吸う際に感情を読み取ることができる。しかし、今回の標的のコイツはまるで自分に意識が向かない。ずっと学校の誰それを想い、目の前で吸血する私を全く意識しない。来る日も来る日も、全く。今日こそ…今日こそ魅了していつか両想いに…。
— みぃそん☘ (@mieson_722) February 22, 2022

過去からやって来たくノ一ちゃんと一緒に暮らしたい。戦の時代には無い濃い味の食べ物にカルチャーショックを受けてほしいし、俺が帰ってきた時に壁から突然現れて「ふふっ、隠れ身の術だ」と驚かされたいし、そこらで買ってきた安い花火も「煙玉だーっ！」と周りを飛び跳ねながら一緒にはしゃぎたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) February 15, 2022

彼女と二人『いなくなってしまいたい』という気持ちだけをリュックに詰めて名前の知らない田舎まで来た。廃線になった線路をゆっくり快活に歩く彼女。流れる雲をしばらく見送った後、こちらへ振り返りながら「…私ビビりだ、廃線じゃ意味ないじゃん」と満面の笑みで涙を零す彼女をそっと抱きしめたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) February 13, 2022

彼女に誘われ二人で訪れた猫カフェ、入店して早々「インスタに上げるから猫ちゃんとツーショット撮って」と迫る彼女に応え写真を撮ると、「アンタも撮ったげる」とスマホを掲げようとしたので、いいけど後でお前ともツーショット撮らせてと返すと、「うおぉ…い、いいですよ」と急に敬語になられたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) February 12, 2022

街を彼女と二人で歩いていると強引にアンケートの回答を頼まれ、いやいや答えていると「お二人カップルスか？」と担当者に聞かれたので、彼女と顔を見合せながら「いや、別に…」と微妙な面持ちで返してきまずい空気を流しつつその場を去り、しばらく歩いたところで二人で吹き出しながら笑いあいたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) February 7, 2022

80

駅構内に大きく張り出されたクラスメイトの写真。笑顔で片目を瞑る快活な面持ちの彼女の下には、控えめに指を二本立てる猫背の俺。
「お前も園田みたいに笑えってー」
悪友たちの撮ったクラスメイトとクラスメイトの写真に映るのは、“ただのファン”と“ただのアイドル”だった。
#DARSシャニマスコラボ
— みぃそん🎮 (@SutekiGothicM) February 5, 2022

2月14日の丁度10日前、幼馴染女子に突然チョコを渡されたため理由を聞くと「当日渡すと変な誤解されるし今のうちに、義理」と淡白に説明され困惑しながらも礼を伝えていたが、当日の下校中にまたチョコを渡されため再び理由を聞くと「…やっぱ本命も渡しときたくなった」と伏し目がちに伝えられたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) February 4, 2022

友達がいない俺にとって、神社の近くに住む女の子は唯一の遊び相手にして背比べのライバルだった。しかし、月日が経つ毎に彼女との身長差はみるみる広がり、ついに30cmほどに到達したある日、何気なく告げた一言が彼女を怒らせてしまった。「牛乳とかも供えた方がいい？」「神様をバカにしおって！！」
— みぃそん☘ (@mieson_722) February 2, 2022

幼馴染の彼女は僕らが小学生であることを忘れてしまうくらいに大人びていて、実際のところホンモノの大人達からの評判も良い。中学の入学式。待ち合わせ場所に来た彼女はやはり可憐で大人びており、しかし、その『大人へと一歩近付いた服』は皮肉にも彼女を等身大の子供へと変えてしまったのだった。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 30, 2022

チキンな俺を見かねた幼馴染女子が「次の小テストで満点を採ったら私に告白しなさい」と半分逆告白のような司令を下し、結果満点を採れなかった俺を「残念ねぇ」と煽っていたが、次もその次もずっと満点を採れない俺を見てとうとう「いい加減付き合ってください…」とうなだれた諦めの告白をされたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 30, 2022

後輩女子おすすめのシリーズ小説を図書室で借り自宅で読もうとすると「先輩、まんまと借りましたね」と書かれた栞が挟まっており、悔しかったので後輩が未読の巻を先に借りてありったけの悪口を書いた栞を挟み返却すると、後日「そんなに言わなくても…」と涙目で謝罪を要求されまんまと謝らされたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 28, 2022

同棲している彼女とたまの気晴らしにと来た温泉旅館、噂通りの名湯を堪能しイスへ腰掛けていると、のれんを潜り髪の薄濡れた彼女が。いつものお揃いトリートメントの匂いでない、彼女の質素なそれに「いい匂い」とつい呟くと、ハッとした顔で俺の方へ一歩近付き「私も同じこと思った」と微笑まれたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 25, 2022

教室、手持ち無沙汰だったのでフラフラ歩きながらスーパーボールを上に投げていると、つい取り損ねたそれを不思議系女子が拾い上げ「返してあげよっか」と俺の席めがけ投擲、筆箱に投げ入れ「ホールインワンっ」とドヤ顔していたが、「そこ他人の席です」と指摘すると顔を赤らめて足早に早退されたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 24, 2022

街で幼馴染女子と十年振りに再会し話をしていると、昔二人で埋めたタイムカプセルの話が出たため後日掘り起こすことに。当日桜の木の下の箱を掘り出すと、そこには『ここで〇〇に告白する』とお互いがお互いへ告白する意気込みが書いてあり、二人共ワタワタ繕いながらも、観念して想いを伝え合いたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 21, 2022

彼女の実家へ挨拶へ行くと「二人で話す」とお義父さんに縁側へ連れて行かれ、無言のまま数分、虫の音に呑まれながら横をチラチラ見ていると、お義父さんが麦茶の結露に濡れた手をこそり服で拭いていて「…話す事なかったり？」と聞くと無言でコクンと頷かれ、雰囲気で連れて来られたことが判明したい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 17, 2022

70

最後の日、ある人は恋人と過ごしある人は最後の晩餐へ涙を落とす中、自分はそんな気分になれずフラフラと昔馴染みの空き地へ向かうと、当時片恋を抱いていた女子が一人泣いているのを見かけ、声をかけるとしばらく俯いた後「…通じゃん、ここが最期とか」と繕いきれないガタガタの笑顔を向けられたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 13, 2022

部活が終わり卓球台を片付けた後、ピン球が数個足りないことが判明し皆で体育館を捜索する中、俺は下の小窓から外に出たと踏んで一人外周を歩いていると、後輩女子に突然背中を突かれ、人気の無い体育館裏でポケットから二つピン球を取り出しながら「キッカケ、欲しかったんです」と悪戯に笑われたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 11, 2022

幼馴染女子の『この街を去る前に青春やりたい』を叶えるため訪れた河川敷、少年野球の声を聞きながら斜面に寝転ぶと、通りがかる自転車の砂埃で目が眩み「案外夢ないなぁ」と呟いた瞬間、彼女にいきなり口づけをされ「…こっちがやっときたいことでした」と僅か開いた目の先で夕陽に照る彼女を見たい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 9, 2022

生まれてから毎年行われている家族ぐるみの初詣、二礼二拍手の後、腐れ縁の彼女は今年も手を合わせたままずっと目を開かず、拝殿を離れてから訳を聞くと「もう、神様くらいしか頼れないじゃん」と返されたが、数年後初めて二人で出掛けた初詣の際にその言葉のタネ明かしをされ、一層愛おしく想いたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 3, 2022

イルカショーを見た後、彼女に袖をつままれ向かった触れ合いコーナー、端の方で小さく動くナマコを優しく撫でて満足気な顔をする彼女をボーッと眺めていると、ナマコをそっと持ち上げ「この子、撫でてあげて」と言われたので、躊躇なく彼女の頭を撫でてベトベトした手で照れ隠しの反撃を喰らいたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 2, 2022

彼女に「綿菓子食べたい」と言われ、施設内にある綿菓子機を探して備え付けの割り箸を差し出すと「やっていいよ。ザラメの音聞きたい」と言い機械に耳を当てて跳ね回る音に耳を傾けていて、完成後自分の分を早々に食べ終えると俺の口の周りに付いたそれを指で拭き取り、「あまい」とニヤリ笑われたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 30, 2021

数学準備室から出てくる時だけやけに楽しそうな君の笑顔を見て、自分が“おとな”でないことをもどかしく思うと同時に、この気持ちを抱けたのは自分が子供で偶然ここへ通うことになったからだとも認識していて、ジレンマを抱えながら“こども”の学び舎を蹴って白いため息を足にかかるくらいまで吐きたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 27, 2021

年内最後の部活後、先輩女子に小突かれながら歩く寒空は無性に寂しくて、つい俯き歩いていると、突然「年越す瞬間の写真撮って送ってよ」と無茶振りをされそのまま「じゃね」と走って別れる先輩、年明けに言われた通り写真を送ると「最高」とだけ返され、むず痒くも何だかあたたかい年明けを迎えたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 26, 2021

年上で女性の先輩がガラの悪い輩にクレームをつけられているのを目撃し観察していると、気を逆撫でしない穏やかな語調で綺麗に対応しており、裏へ帰って来た先輩に「美人で優しいうえに仕事も完璧で凄いです！」と伝えると目を伏せながら「ま、誠に申し訳ありません…」とクレームとして処理されたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 26, 2021

60

小さく切り分けたホールケーキを皿に乗せると、彼女が「もっと食えっ」と大きく切ったそれを上に積んで「…私から買ったケーキでしょ？」と赤らんだ鼻で微笑んでいて、毎年この日は『ただケーキを食べるだけ』だったのに、いつからか『君と過ごす日にたまたまケーキがあるだけ』になっていたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 23, 2021

下校途中、身の丈に合わない長いマフラーを巻いた同級生女子が独りぽてぽてと歩いていて、しばらく観察しているとおもむろに手袋を丸め宙に投げたかと思うと、着地点を見誤り頭にバウンド、俺の方に転がってきたニット玉をそそくさと回収し「見んなっ」とマフラーに顔を埋めながらその場を去られたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 22, 2021

彼女から突然「イメチェンしたいし髪切ってよ」と頼まれ、困惑しながらも準備をして髪をくしで整えると、長く伸びた黒髪がやけに艶やかに見え、思わずさらさらと手で髪を触っていると「…もうちょい全体的に触って」とねだられ、表情は見えないものの少し横に揺れる髪と肩から彼女の気持ちを察したい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 20, 2021

イブの夜、バイトが入り落ち込んでいた彼女を少しでも励まそうと、街でケーキを売る彼女に温かい缶を差し入れると、「こういうのは受け取れません」と他人行儀に対応され、うなだれながら「ケーキ一つ…」と注文すると小声で「…もっと大きなサイズで」と言われ、今夜のパーティーに胸を膨らませたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 18, 2021

放課後、陽の差す教室に居残り日直日誌を書いていると、自分を待つ友人が他愛のない恋バナを話し始め「お前はどう？」という彼の質問に対し「ないわ、そういうの」と適当に流したものの、日直最後の仕事として黒板端をチョークでなぞるその手が丁度想い人の名前を描いている事実に少しドキドキしたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 18, 2021

町にある小さなパン屋さんに入るとにこやかな女性店員さんの創作パンが売られており、店内のパンを数個見繕いトレイを持っていくと「うわぁこれ丁度オススメなんです」「美味しいですよ！」と笑顔で力説され、会計後わんこの描かれた紙袋に詰まったパンを「いってらっしゃい」の声と共に手渡されたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 15, 2021

天文部クリスマス天体観測、結局集まったのは俺と悪友の女子部員のみで、盛り上がりに欠けるままダラダラ星空を眺めていると、彼女が「星に願い事しようぜ」と提案してきたので、何か願い事でもあるのかと尋ねると「…私はもうないや」と笑っていて、自分から提案したのに何だコイツと疑問に思いたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 15, 2021

土砂降りに遭った日、彼女と我が家に避難し各々着替えることになった際に、彼女が伏し目がちに「…覗くなよ」と言うので当然だと思いつつ自分の場所で着替えていたら、突然「いや覗けよ！男だろ！」と怒鳴られ、そのまま俺の裸を見て「いや覗かれるなよ！」と赤面しながら意味不明なことを言われたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 14, 2021

造られた少女、アンドロイドは設計ミスにより感情を持ってしまったが、感情を表へ出すことは不良品の表れとなり自身の処分及びマスターの評判を下げることに繋がるため無表情に努めていたが、マスターが白衣のまま簡素に作ったオムライスがあまりに美味で思わず顔が綻んだことで即感情バレしてほしい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 12, 2021

教師に頼まれ数学係の二人でそれぞれ重いノート群と黒板用コンパスを運ぶことになり、道中暇な彼女がコンパスの先で俺の腕を挟み「捕まえたっ」などとおどけていたものの、先端のチョークが俺の腕に付いたのを見て即座に謝られたが、俺自身は何だか嫌な気がせず、洗い流さずにそのまま放置していたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 12, 2021

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温泉街で食べ歩きをしている時、彼女がお饅頭のノボリを見て「二人で違う味を買って一口交換しようよ！」と提案してきたので、別々に好きな味を買って一口食べた後にお饅頭を差し出すとお互いの断面図が全く同じ色をしており、二人で目を見合せ半笑いのまま無言で全く意味の無い一口交換会をしたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 10, 2021

ネトゲで仲良くなった男性と即売会へ合同参加することになり、当日現場で落ち合うと小柄な女性が驚いた顔で自分のハンネを呼ぶので恐る恐る「…はい」と答えると、顔を固めたまま「男だったのか…」と呟いていて、激エロケモ耳二次創作本を前にお互いがお互いの性別を勘違いしていたことが発覚したい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 9, 2021

女性ASMR配信者の友人と出掛けた日の夜、何気無く彼女のシチュボ配信を聴いてみると、今日自分と出掛けた時と全く同じシチュが繰り広げられており、そのうえ配信終盤で「翌日あなたへ告白する」というシーンが演じられていて、自分もこのシチュ同様明日彼女に告白されるという可能性にドキドキしたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 8, 2021

幽霊になってしまった彼女の謎を解くため幽霊に関する文献をかき集める日々が続く中、次第に彼女のことを認識できなくなり、遂に見えなくなってしまった日、それは皮肉にも幽霊を調べ尽くした結果「幽霊は非科学的であり存在はしない」と自分の中で認めてしまったことによるものだと知り泣き崩れたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 7, 2021

桜並木の川沿いを歩いていると横を歩く彼女が「初めて来たけど綺麗だね、ここ」とご機嫌そうに笑うのを見て、まだ彼女が事故で記憶を無くす前、初めてのデートで来た時も同じことを言っていたのを思い出し、記憶なんて営みの中でのおまけで、人間が同じなら中身なんて何も変わらないんだなと笑いたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 6, 2021

バイト先の先輩は唯一アイドルの話題で盛り上がれる友人でありそれと同時に恋煩う想い人でもある、そんな彼女に突然「私アイドルオーディションに受かったんだ」と報告され、続けて「…推してくれる？」と微笑まれ、オタクとして『恋ふ』人への『推し』の感情の向け方及びその共存の是非に苦悩したい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 4, 2021

赤子の頃から家族ぐるみで遊んでいた幼馴染の女子、小学校も中学校もいつも同じ場所で待ち合わせして登校していて、高校・大学もなんとなく一緒に通ったり、時には友達何人かも混ぜて待ち合わせたりしたけど、今日ばかりはあの待ち合わせ場所からたった二人で式場へと向かいたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 4, 2021

想い人と雪山で遭難し身を寄せ合っていると、不覚である下腹部の反応を指摘した後「どうせ死ぬんだし…しようよ」と誘われ、高嶺の彼女から誘惑されたこと、冷静な彼女を雪山が変えてしまったこと、そしてこれが恐らく最初で最後であること、様々な感情が混濁したまま震える彼女の肩をそっと抱きたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 3, 2021

文学少女に言われたい言葉　1位

「私は小さい頃から本の虫だったから、あなたに出会って“一目惚れ”の感覚に陥った時に『本の読みすぎだ』と自覚してこれを否定するために沢山理由を探したけれど、皮肉にも本の読みすぎが災いして貴方を好きだと表現する言葉が湧いて止まらなくなってしまったの」
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 2, 2021

和菓子屋で育った彼女とデートに行った時、冗談で「休日だし和菓子でも食べよう」と提案すると「いらん」と当然のように拒否されたので、代替案としてパフェを提案すると「洋菓子は洋菓子でライバルだからなんか負けた気がする…」と葛藤していて意外な和菓子屋娘的プライドを目の当たりにしたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) December 1, 2021

40

深夜のコンビニで真面目そうな女性に接客をしてもらいその冷たい雰囲気に少し気圧されていると、突然ホットスナックをトングで掴み差し出し「お兄さん、これ食べていいですよ」と真顔で言われ、直後「…なんて、冗談です」と何事もなかったかのようにおつりを渡され、以降その店に通うことになりたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) November 30, 2021

彼女が待ち合わせ先で俺を見つけ「こ、こんにちは」という清楚な挨拶をするもんだから、ただの友達だった頃の適当な挨拶でないことに寂しさを感じていると、彼女が少しの沈黙後俺の腰を小突いて小さく「……うぃす」と改めて挨拶してきて、彼女自身も清楚な挨拶に歯痒さを感じていたことを知りたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) November 29, 2021

恋仲のエルフがいる村へ初めてお邪魔する日、立ち入ってすぐ警備によって捕縛され、村民全員がいる中「何故ここへ来た」などの質問に返答し続けるも離してもらえなかったが、気付くと「彼女の好きな所は？出会いは？」など村公認の惚気自慢聴取になっており、奥から赤面の彼女に中止を言い渡されたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) November 28, 2021

部活の休憩中に自販機のスポドリを飲んでいると、女子マネに突然奪われ「これ、口付けて飲んじゃおっかな〜」と言われたので照れながらも許可したら、少し意外そうな顔をしつつ何故か躊躇いながら飲まれ「…なんか、味全然わかんなかった」と逃げるように向かいの自販機で自分の分を購入してほしい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) November 27, 2021

挙式も終わりブーケトスが行われる際、嫁が「〇〇ちゃんのは効能高いぞー！絶対取れよー！」と散々煽りを入れたのち高々とブーケを放り投げ、自分も放物線に目を奪われていると、彼女から不意に頬へキスをされ、驚いて横を見ると「ブーケに注目集めといたからバレないって」とイタズラに笑われたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) November 25, 2021

よく足を運ぶ神社に同級生の女子を見かけ遠くからそーっと近付いてみると、深く祈願をした後に普段はかけていないメガネを慌てて外し再び同じように祈願していたので声をかけて訳を尋ねると「…め、メガネしてたら神様に私が私だって気付かれないかもしれないでしょ…」と照れながらに言われたすぎる。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 22, 2021

彼女と下校中通り雨に遭いお互い傘が無い中、家が近かった彼女宅でシャワーを借りることになるも「でも着替えないよな…」と途方に暮れていると、何故か自分にピッタリサイズのTシャツを奥から持ってきて「これ着ていいよ」と渡された後、「…後でちゃんと返してね」と含みのある言い方をされたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 22, 2021

卒業式、写真を撮る仲の人間が一人もいないから足早に帰ろうとすると、幼馴染の女子が「寂しいヤツだな」とトコトコ寄って来ると「来週また会うし写真とかいいや」と笑っていて、自分にはこれまで劇的な出会いも別れも無かった代わりに、ただずっと彼女が“居て”くれたんだなと幸せを噛み締めたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 14, 2021

教室で音楽を聴いていたらワイヤレスイヤホンを片方落としてしまい、クラスのギャルにひょいと拾われた後、耳に当てて少し間を置いてから「……いいの聴いてんね」と言われたけど、その晩の推し歌い手の配信で、今日自分が体験した事と全く同じ話をしていて「もしかしてあのギャル…」と勘ぐりたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 14, 2021

メイド喫茶での勤務一日目を終えて黄色い声の空間から煤けた冷たい街へ繰り出し、洒落た雰囲気の欠片もないラーメン屋で定番の一杯を啜ると、いつもは何も感じないはずのラーメンを食べるという行為にどこか申し訳なさのようなものを感じて、自分の中に芽生え始めた“メイド心”に少し動揺してほしいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 13, 2021

30

休日の昼下がり、パート練のために数人だけで貸し切った広い教室には、平日に誰かが忘れていった下級生の教科書が置いてあって、休日だから蛍光灯も付けてもらえないような影の落ちた暗い空間の中、「息抜き」の名目で一年前に勉強した社会科の問題をみんなで交互に出題し合いたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 11, 2021

修学旅行の実行委員になってクラス合同で放課後遅くまで“しおり”の作成に励んでいる時、「京都とかじゃなくもっと遠く行きたいよな」と漏らした俺に反応して真面目な委員長が「…沖縄とか…行ってみたいなぁ」とこちらを見つめてきて、彼女と隠れて交際していることが周りにバレないかヒヤヒヤしたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 10, 2021

彼女と川で水切り対決をすることになり、俺の投げた一投が「山育ちだし自信ありますっ」と豪語していた彼女の記録を悠々と超えそうな勢いで跳ね、9…10…11…と目視で観測していると不意に彼女から頬にキスをされ思わず振り向くと、「記録、11であんたの負けだね〜」と理不尽な敗北を言い渡されたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 10, 2021

「スーパーの帰り際に通りがかった家の窓からいい匂いがしてきたから…」と、当初予定していたものから追加で一品が増えた晩御飯。妻が「調子に乗って作りすぎた…」と少し反省する反面、自分はそんな妻の顔をいつもよりも少しだけ長く見つめられることに小さな喜びを感じながら箸を進めたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 9, 2021

健啖家の彼女がミスドの店内で美味しそうにドーナツを食べているのを見かけて、バレない位置から「ドーナツ美味しい？」とLINEを飛ばすとビクッとして辺りを見回し、自分を見つけるやいなや手に付いた砂糖を少し舐めながら不機嫌そうな顔で「……やめろ、そういうの」とやんわり怒られたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 9, 2021

林間学校のキャンプファイヤーで皆が盛り上がる中、人の騒ぐ声が苦手だからと暗闇に紛れ宿舎の方へと逃げると、クラスの端の文学少女が体育座りで本を読んでおり、俺を見て少し笑いながら「私達いなくても全然バレないね」と呟く彼女、何も変わらずに盛り上がる火の宴を背に俺は静か、恋をしたい……。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 6, 2021

彼女との温泉旅行、お互い大浴場から部屋に帰って身体を冷やしながらボーッとしている時間に彼女からふと「結婚したらさ、ここにまた来たいね」と言われたので「すぐ来れそうだな」と返すと突然手を握られて「……お互い、湯あたり長引いちゃってるね」と言われたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 6, 2021

休み明け、友達にふと見られたスマホの待受は「気軽に会えないし花火大会も全部中止になったから」という理由で彼女と二人ネトゲ内の花火大会で撮ったツーショットなんだけど、友達には「ゲームのスクショにしてんだ」としか言われなくて、公然とツーショットを待受に設定できることにニヤけたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) September 1, 2021

8月31日。バルコニー越しに幼馴染へ「今年も夏全然満喫できなかったな」と適当な愚痴を零すと彼女が「じゃあちょっと待ってて」とドタドタ下の部屋から小さな花火を取ってきて「ここでさ、二人でこっそり夏のさよなら会しようよ」とお互いの両親にも町の誰にも見つからない場所で静かに夏を終えたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) August 31, 2021

コロナ禍以降やけに積極的に話しかけてくれるようになってくれた後輩女子とそれをキッカケに付き合うことになったんだけど、コロナ収束後に理由を聞くと「いつも先輩と話そうとするとニヤけてしまってたのでマスクがあるとそれを隠せるから」という事を聞いて不覚にも副反応の微熱が出てしまいたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) August 24, 2021

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夏祭り、集合場所に訪れた浴衣姿の彼女に思わず「めちゃくちゃ可愛い」と漏らすと「あんがと」と適当な返事。段々と祭囃子が近付く人通りの少ない夜道を手を繋ぎながら歩いていると、彼女が不意に耳元へと口を近付けてきて「……さっきのさ、もっかい言ってよ」と照れながらに言われたすぎる。
— みぃそん☘ (@mieson_722) August 18, 2021

夏祭りでりんご飴を食べている彼女が「すご、これホントにめちゃくちゃ甘い」と言っていたのを聞いて「マジ？俺も食べさせてよ」と冗談めいた口調で一口をねだると、不意に彼女から口づけをされて「……ね、甘いっしょ」といたずらに笑われたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) August 10, 2021

淡々と本の貸出業務を済ませ読書の世界へ戻ろうとする図書委員に「貸出は終わったはずです。まだ用ですか？」と鋭く睨まれ、オドオドしながら「おすすめの本…」と尋ねたら「そんなもの図書委員の業務外です。いくつか教えますので後は自分で探しては？」と言われつつ数十分図書室中を連れ回されたい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) May 30, 2021

林間学校で晩御飯を食べた後にみんなぞろぞろと自分たちの部屋に帰る中、実行委員の委員長女子が食堂で俯いていたので一度周りを見渡した後におずおずと声をかけると「……誰にも言わんといてな」と釘を刺された後「……ナスビ、嫌いやねん」と晩御飯のナスを咀嚼しながら涙目で見つめられたすぎるな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) April 28, 2021

普段自分に対し「お前」呼びが定着しつつある彼女に「乱暴な口調は品性に欠ける」「『アンタ』呼びくらいなら可愛げがあって良い」という話をして、ツンデレキャラみたく「アンタ」と呼ぶよう誘導したら、しばらく黙り込んだ後「〇〇くん」と出会った頃の呼び方に突然回帰して不意打ちをくらいたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) April 23, 2021

彼女と「将来何人子供が欲しいか」という話になり、「私は無難に二人」という彼女に対し「じゃあ俺は十人くらい」と小ボケたら「へへっ……じゃあいっぱいしなきゃだね」と返され、まさかの返答に動揺していると「ご近所への挨拶だよ。大所帯になるなら必要でしょ」と悪戯な目でからかわれたすぎるな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) April 16, 2021

彼女にクリスマスプレゼントとしてテディベアを渡したら「意味わかんない！センス無さすぎ！」と言われたので落ち込んでいたら、「……それもう持ってるから返す」と丁寧に包装された同じテディベアが彼女の手元から出てきて、二人とも全く同じプレゼントを渡そうとしていたということに気付きたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 11, 2021

春の陽気に絆されて「花見でもするか～！」と彼女と二人手頃な公園まで一式を揃えて出向いたはいいものの、元々インドア派な生活をしていることもあって早々に手持ち無沙汰になってしまったので、お互いカバンからDSを取り出してどんちゃん騒ぎの社会人軍団の中、二人麗らかにポケモンでもやりたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 6, 2021

映画館での鑑賞中に平気でズビズビ泣く彼女に、小声で「もう少し静かにしろ」と声をかけるも映画の音にかき消されて聞こえないようなので、彼女の手を握ってもう一度「静かにしっ……」と言いかけたところで、途端に泣き止んで「聞こえてるよ～」「手握ってくれて嬉しいな～」と囁かれ返されたすぎる。
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 6, 2021

美容院へ行く時に「異性の意見も取り入れたい」と仲の良い女友達にもついてきてもらったら、美容師さんに「もしかして彼女さんッスか？」と言われたので何食わぬ顔で「はい～！」と答えたら、散髪後に「どういうワケ？」と、への字に口を結びながら腕を組んでソファに座る女友達に軽く叱られたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) March 6, 2021

10

中学時代に水泳で神童として崇められていた俺から凄い勢いで話題性を掻っ攫った通称『人魚』の少女に一言物申すべく、同じ高校に進学した俺が屋上プールへと出向くと、少女がマネージャーをやっていたので「なぜだ」と問いかけると足の付け根のタトゥーを見せて「人魚、疲れちった」と言われたすぎる。
— みぃそん☘ (@mieson_722) February 2, 2021

彼女と駄菓子屋へ行って、店主のおばさんに「アンタら兄妹かい？」と、“いわゆる”と逆のセリフを言われたので「はい、そっスね笑」と返しながら買い物中ずっと彼女を妹扱いしていたら、店を出た瞬間に「誰か妹じゃ！バカ！アンタの袋のそれ全部食うからね！」と妹のようなキレられ方をしたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 24, 2021

電車を何本か乗り継いで着いた駅、見渡す限りの田んぼ道を歩いて、水車の横でおにぎりを食べて、獣道の果てを突き止めて、知らない神様が居る神社に詣って。疲れて寝転んだ陽の当たる原っぱの上で彼女と二人涼しい風を浴びながら「死にたいねー笑」って言いあいたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) January 20, 2021

相合傘で肩が出て濡れているのを見て俺が「もう少し近くに寄れば？」と言ったのに対し、(距離が近付くのが恥ずかしいから)と返すのがプライド的に許さない彼女に、「体アツくて雨で冷やしてるだけだし」と実質的にこの状況に恥ずかしさを感じていることがより強烈なニュアンスとして伝わりたいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) October 26, 2020

何気なく「やることが無い」「手持ち無沙汰だ」とツイートするとLINEで「ちょっと待ってて」とメッセージを送ってきた後自宅にズカズカと来て、戸惑う俺の手をギュッと握りながら「これで手持ち無沙汰じゃないっしょ～！」と言ってくる彼女。
— みぃそん☘ (@mieson_722) August 28, 2020

夢見りあむと「同じクズ同士二人三脚で頑張ってこうぜガハハ」って思ってたのに持ち前の才能でガシガシ躍進する彼女を見て「可愛くて努力家でヘラっても前に進めるだけの気合いを持っててお前は才能人間だ」みたいに吐き捨てたら「へへ、ぼくはPサマみたいに褒める才能ないや」って言われて泣きたいな
— みぃそん☘ (@mieson_722) June 18, 2020

女子友達とお互いに驚かせ合うノリが発生して、普通に喋ってる時なんかも驚かせ合い続けるからお互い段々慣れて驚かなくなってきた頃、突然彼女が唇を奪ってきて、今まで一番驚いたから反射的に彼女の方を見ると、彼女自身も突然そんな事をした自分に驚いて「…ま、負け、かも」って言っててほしいな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) November 21, 2019

夏休み、物静かな彼女と「どこへ行きたい？」「図書館…」「いつものところね」って会話をした後に手癖のように自転車を走らせて街の図書館に行きたい。着いてしばらく本を読んでいたら、突然服の裾を掴まれながら小声で「やっぱり、海…行きたいかも」って言われたい、みたいなのもあります。
— みぃそん☘ (@mieson_722) November 14, 2019

田舎の中学校。夏休み前の終業式に女の子が一人越してきて、クラスメイトの皆(4人)は夏休みの間家族の実家に帰るからって理由で村の案内を任されたい。いくら経っても心を開ききってもらえない彼女を「こんなとこ誰も来ないけど」と村の小さなプラネタリウムに連れて行ってその日一番の笑顔を見たい。
— みぃそん☘ (@mieson_722) November 14, 2019

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彼女できたら「恋人ができたらやりたかったことをお互いノートに100個書こう」って提案して、デートなんかの時に随時それを消化していくんだけど、お互い残り1個ってタイミングでノートを交換して見てみたら二人とも『結婚』って書いてあって入籍するみたいな妄想をしてた。即この世から消えようかな。
— みぃそん☘ (@mieson_722) August 30, 2019

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