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日焼け止めクリームがニガテ

夏休み明けに、子どもたちが真っ黒に日焼けするのが良しとされたのは、もう昔の話になってしまった。
私が小学生の頃は、2学期が始まって早々に、誰が一番日焼けしたかな、なんて言って、日焼けコンテストをやった年もあった。いずれにしても、夏休み=外で沢山遊ぶのは良いこと=日焼けをするのは良いこと、という図式だったのだろう。なんというか、無邪気な時代だった。

最近は、未就学の子どもでも、日焼け止めを塗った方が良いらしい。良いらしい、と言われるのだけれど、実は正直に言って、何を基準に「良い」のかよく分かっていないんだよね。

自分が、日焼け止めを塗るのが苦手。今までは、「皮膚呼吸できない気がするから好きじゃない」って言っていたんだけれど、よく考えてみたら、私は、そんなに自分の感覚が研ぎ澄まされたタイプじゃなかった。もっと単純に、あの、ベタっとした感じが好きじゃない、それだけだと思う。

今日は、長い時間外にいる予定があったので、仕方なく、どこかの試供品でもらった日焼け止めクリームを塗って出かけた。自分の身体のどこかにちょっと触るたびに、手がベタベタする気がして、ずっと気になっていた。

だいたい、「お日様を一杯あびて、小麦色に日焼けしているのが健康的」と言われていたのに、それがなぜ変わったんだろう?
40年前よりも紫外線が強くなったから?
何かの研究が進んで、太陽光の何か悪い影響が明らかになったから?
価値観が変わったから?
それとも、日焼け止めクリームを売るために、さも問題であるかのようにうまく喧伝した人がいたから?

結局、日焼け止めクリームの必要性が、イマイチよく分かっていないから、ずっとニガテ、って思っているのかもしれない。
今年の夏、どうしよっかなー。

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