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絵本はもっと遊びになる

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絵本の魅力に、もっともっと出会いたい! 絵本を選ぶことを楽しんだり、読んだ絵本を生活につなげたり、絵本からおしゃべりが広がったり・・・。絵本を使って、「読む」以外にも、こんなに楽…
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#おすすめ絵本

【季節のおすすめ絵本】3月:おてがみ

3月。出会いと別れの季節。 人とのつながりを愛おしく感じたり、一緒に過ごした時間を振り返ったり、大切な人への想いを言葉にしたりすることの多い時期。 そんな季節の想いをしっくり表すテーマは何だろうかと考えて、「おてがみ」だな、と思い至りました。 想いを言葉にして相手に届ける。そういう、心のこもったお手紙の絵本をご紹介します。 まずは、大切な相手を思いやる気持ちのこもった「おてがみ」。 「お手紙がほしい」と思うのは、がまくんだけじゃないんです。そう言えば、子どもたちもみんな

【季節のおすすめ絵本】5月 葉っぱ

新緑の美しい季節になりました。 お日様の光をうけて、きらきら光る葉っぱは、本当に魅力的です。 葉っぱのお話、というと、『魔女の宅急便』の中で、キキが依頼主さんからのお手紙をなくしてしまい、文章を思い出しながら、大きな葉っぱに書いて届けた話を思い出します。(もとの文章とはだいぶ違っていたので、子ども心に、それでいいのか・・・と気になっていたんですけれどね。) 春から夏、エネルギーにあふれる「葉っぱ」に目を向ける絵本を紹介します。 身近な自然に目を向ける絵本をもう1冊。

【おすすめ絵本】2歳、世界が広がるからこそ愛されている実感がうれしい

2歳くらいになると、こども自身の「今こうしたい」「そっちじゃない、これがいいんだ」「自分でやりたい」という気持ちが、どんどん膨らんできますよね。こどもたちの、「自分はこれがしたいんだー!」という想いは、時に大人の都合とは折り合いがつかなくて、困ることもあるけれど、でも、どんどん成長している証でもあります。 知っている言葉も概念も増え、理解できる絵本もぐっと広がる時期です。また「絵を読む」チカラにも長けているので、絵もじっくり味わえる本を読むと、大人が気づかなかった楽しみ方を

【おすすめ絵本】1歳の子どもにとって 「身近なもの」は 楽しい

おすすめ絵本を紹介する時に年齢で分けるのは、意味があるようでもあり、ないようでもあります。子どもに絵本を選ぶ時の1つの目安として、助けになりますが、同時に、あまり対象年齢に縛られなくてもいいよ、とも思います。 いい絵本は、何度も何度も味わいつくすことのできる深さを持っているので、年齢を追うごとに違う楽しみ方ができます。だから、今回紹介する絵本は、1歳くらいの人が楽しんでくれるかな、と思って選んでいますが、もちろん、もっと年齢が上がれば違う魅力を感じると思います。 なので、4