パパ達の育児交換日記(114号)
三重にゆかりのパパたちによる育児交換日記。第114号となる今回は夢旅人が担当いたします。
この週末(2022年9月10日)は十五夜ですね。中秋の名月で、いわゆる「お月見」な訳ですが、私の住む地域では、「お月見どろぼう」という風習があります。起源はよく分かりませんけども、地域の中の家々の玄関先にお菓子が用意されていて、子どもたちがそれをいただいて回るというもの。地域の皆さんが子どもたちのことを思ってやってくださっているので、続いていくといいなと思う風習です。
さて、今回の日記も、前回に続いて家の中の遊びについて書こうと思います。
1つはある年の「お月見どろぼう」の時の思い出です。お月見ですから、満月が上がってきた夕暮れ時に近所を歩くのですが、上のお姉ちゃん、お兄ちゃんが小学生の頃、まだ小さかった末っ子は付いていけませんでした。そこで、家の中で用意したのが宝さがしです。家の中のいろんなところに数字を書いた紙を隠し、それを探すという単純なものです。でも、大きなお菓子の番号はちょっと難しいところに隠しました。私も本気で隠したので、子どもが本気で探すことになり、これが案外盛り上がりました。発見する喜びっていうことなのかも知れませんね。
もう1つは、台風の影響で運動会が延期になった日に行った「学校ごっこ」です。
学校の時間割と同じように、時間を区切って教科を設定して遊びました。そう、あくまで「遊び」です。
例えば、図工は大きな紙への落書き。国語はふせんを使っての「だれが」「なにを」「どこで」「どうする」の言葉遊びゲーム。家庭は白玉団子づくりといった感じです。給食とは、もちろんお昼ごはんです。
運動会がなくなってがっかりしていた子どもたちですが、ちょっとした工夫で家の中で楽しく過ごすことができました。私は、こういう時、何か子どもに遊びを与えてやらなきゃとか、どうやってやったら上手にできるだろうかとか、そういったことはあまり考えず、思いつきで自分が楽しめることをおこないます。親も一緒に楽しんでしまうのです。この「学校ごっこ」もしかり。
雨などで外で遊べない時、ぜひ童心に返って、パパ自身が楽しめることを工夫してみてください。パパが楽しんでいれば、子どもたちもきっと笑顔になりますよ。
これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No113はこちらから↓)
パパ達の育児交換日記
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