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Seasoning 2/6 放送後記(13年間のありがとう)

本日もSeasoningお聞きいただきありがとうございました!

さて、本日15時台にゲスト、動物保護の団体”ランコントレ・ミグノン”の代表でいらっしゃる友森玲子さんをお迎えして、動物保護について様々な話をお聞きしましたが、私個人にとっても、とても、とても、勉強になる、また、色んな想いがこみ上げてくるお話でもありました。

何故なら、、、

実は、、、

先月末に、13年間一緒に暮らした愛猫「チャチャ(♂)」が他界しました。

番組当初から、猫の話題はちょくちょく生放送内でもお話させていただいたり、特番の時には、愛するチャチャへ向けての手紙を読んでいただいたり、、、私のSNSにも良く登場していた愛猫ですが、

昨年末から、肺に影があると診断され、点滴や薬で様子を見ていましたが、今年に入って、肺がん末期であろうとの事で早ければ1ヶ月ほどの余命と宣告を受けました。

日々弱っていく中、病院の先生からの勧めで、家に、病院と同じような酸素室をレンタルし、呼吸が少しでも楽になるようにと、、、

おかげで、当初この中にいる間は、(隔離されて)寂しそうでしたが、呼吸は楽そうで、最初はご飯も食べ、トイレに行く時は自分で出たいアピールをして、自力で行くほどでしたが、、、

ご飯を食べなくなってから1週間ほどで、まるで別人ならぬ、別猫のように足腰がまるで立たなくなり、歩くことも、寝返りをうつことも出来なくなり、、、

でも、最後は、ちゃんと私がラジオのお仕事から帰ってきて、父と一緒にリビングにいる時に(それまで、待っててくれたかのように)、チャチャの手を握りながら、撫で撫でしている間に、安心したかのように、静かに息を引き取りました。。。

(次の日も生放送だったので、泣きすぎて、かなり腫れ上がった目を隠すのに、前髪おろして隠さなきゃーと大変でした。。。)

もともと、雨の日に、死にそうに震えていたところを拾われた猫で、巡り巡ってウチに来たのですが、来た当初は目も鼻もペシャンコに潰れ、お世辞にも可愛いと言えない顔、そして一切鳴かない仔で、しかも、尻尾は折れていて、、、

とにかく不憫で可哀想な猫だったのですが、それでも必死に生きる姿は可愛く、毎日、何百回も「可愛いね、チャチャはとってもかわいいね」と念じるようにも言い続けていたら、気がつけばこんなに凛々しい顔に。

のちに知ったのですが、ヨーロッパでは「鍵しっぽは幸運を運んでくる」と言われているらしく、たしかに、チャチャが居てくれる事で、沢山の幸運に恵まれてきた、とっても幸せな13年間でした。

何があっても、毎日話しかけて、話を聞いてくれて、泣いている時はずっと側にいてくれて、、、

小さな姪っ子や甥っ子が来て、しっぽを掴まれたり、たたかれても、一切、ねこぱんちもせず、じっと耐えてくれる、本当に優しい仔で、

猫を飼っている仲間や、親族やら、病院の先生にも、こんな大人しい猫、見たことない!と言われてきたニャンコでした。(多少の親バカも入ってますが)

そして、私にとって、生まれて初めて飼った猫でもあったのです。

なので、

亡くなった後が、想像していた以上に辛く、

悲しく、なかなか立ち直る事も出来ず、、、

今でもたまに、一人になるとボーッとしてしまい、気がつけばチャチャのことばかりが浮かび、涙も、いくら泣いても枯れてくれない、

でも、そんな時に、友人たちがかけてくれた言葉が、、、

「美絵のところに来れて、チャチャはきっと幸せだったよ」と。

親友からは、チャチャが好きだった”ちゅーる”と花と、チャチャへの手紙と、私への手紙が。

その数日後には何と、通っていた、お世話になっていた病院からも大きなお花が届きました。(これには本当にビックリ!)

チャチャは、本当に沢山の人に愛されていたんだなぁ、有難いなぁ、と思えて、その時は、久しぶりに笑顔になれた瞬間でした。

そして、今日の友森さんのお話を聞いて、、、心が決まりました。

「保護猫を迎え入れたい」

チャチャへの思いが無くなった訳ではなく、こうしている間にも、殺処分される命があること、そして、生涯安心して暮らせる家を探している猫がいること、それは紛れも無い事実であり、今、私ができる事は何なのかを考えた時に、これはチャチャへの恩返しになるのではないかと思えるようになったのです。

悲しさを埋めるために、新しく猫を飼うことは出来ない!と思っていましたが、そうではない、救える命がそこにあるなら、救いたい!そう思えるようになれたのは、今日のお話を聞けたからだと思います。(友森さん、素晴らしいお話をありがとうございました!)

チャチャの為に買っておいた”ちゅーる”も、クッションも、ごはんも、まだまだ沢山家にあります。でも、ご縁というものがあるので、これから色々と相談出来るところにあたって、お話を聞いて、時期が来たらと考えていますが、

他にも、保護動物のボランティア活動をしている団体が沢山あるので、飼えないけど出来ることも考えて、少しでも貢献していきたいです。

そして、

新たな家族を迎え入れた時には、また、ご報告させていただきます。

チャチャへ、

私のところに来てくれて本当にありがとう。沢山の幸せと笑顔をありがとう。今でもキッチンに立つと足元にチャチャがいる錯覚を覚えます。あの、大好きなチャチャの匂い、もふもふには触れられないけど、お姉ちゃんはね、チャチャが本当に大好きです。チャチャの側にいれて、とっても幸せでした。沢山、たくさん、チャチャとの幸せな思い出があるから、もう泣きません(いまは泣いてるけど、、、)

チャチャに出逢えたことで、命の尊さも、大切さも、改めて考えさせられました。気付かされました。だから、今度、新しいニャンコを家族に迎えるかもしれないけど、きっと、きっと、天国から見守っていてね。チャチャへの愛はお姉ちゃん一生忘れないし、今でも、これからも、ずっとずっと変わらないからね。

本当に、ありがとう。チャチャ。必ずお姉ちゃんもそっちに行くから、虹の橋を越えて会いに行くから、待っててね。チャチャの大好物、いっぱい持って行くから、待っててね。

mie


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