見出し画像

空気だけはどうしようもない

日本は空気がきれいだな、とあらためて思います。

私は、家族とエチオピアのアジスアベバに3年程住んでいました。
エチオピアは、生活するには厳しいけれど、人は優しいし、想定外のことが起きる暮らしは刺激的で楽しかったです。

不便さが心の豊かさをもたらしてくれました。


子どもたちも、インターナショナルスクールに通いエチオピアで暮らしたことが、いま心の中の大きな軸になっているようです。

そんな思い出深きエチオピアライフで、ひとつどうしても気になったことが「空気」。

食べ物だったら取捨選択ができるけれど、不便はどうにか工夫できるけれど、空気が汚れていた場合は、もう吸うしかありません。


アジスアベバ市内


古い燃料を使っているのか、車からは真っ黒い煙が出ていたりします。現代の日本からはあり得ない光景。ほんと日本の車ってピカピカ✨

また、そこらじゅうで建物の工事が行われていて、解体中のビルからは謎の粉塵が飛び交ってました。



建設工事中が多い


だから、外を歩くのも、空気が汚くて、私はほとんど外は歩かないようにしてました(野良犬も怖いし)。

今は、海外でマスクをつけても目立たないかもしれませんが、コロナ禍前はつける勇気がなかったです。



通学路


空気がうすいこともあるのか、葉っぱの色もくすんでいます。

日本で新緑を愛でながら、アジスアベバのくすんだ緑色の葉っぱを思い出しました。

わが家は、道路から離れた住宅街にありましたが、雑巾で掃除をすると真っ黒!日本の家で拭き掃除をすると、ほこりの色はグレーっぽくないですか?
ほんとに、真っ黒黒でした。
延長コードなど日本から持って行った白い電化製品は、黒っぽく色がついてしまいます。

標高が2500mくらいで空気もうすくて、美味しい食事と共に空気もいただくために、たまに国外脱出してました。

「空気」がきれいなこと、これは私にとっては心地よく暮らすために外せない条件です。人それぞれ気になるポイントは違うんだろうけど、外せないポイントは何ですか?

日本は、車がピカピカで、空気もきれい。
日本に住めることに感謝です。
そして、いろんな意味で日本は安心安全だなぁと感じます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?