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ウェディングドレスのレンタル事業ってどんな仕事?

ウェディングドレスのレンタルサロン運営には、いくつかの重要なステップがあり、通常の販売経路とはまた違います。
ここでは、主な流れを5つのステップに分けて紹介します。

1. ウェディングドレスの仕入れ

まず最初に必要なのは、レンタルするドレスの仕入れです。
トレンドを把握し、顧客のニーズに合ったデザインやサイズを揃えることが大切です。
仕入れ先としては、また別に詳しく書くのですがインポートドレスの場合には国内・国外様々です。
仕入れのポイントは、他のサロンとの差別化を図りながらも、トレンドや顧客のニーズを常に意識することです。

2. 集客

次に重要なのが集客です。現在私は、Instagramのみで集客を行なっています。
特にウェディングドレスという視覚的に魅力的な商品は、写真や動画がすごく綺麗で映えるものばかりです。
ただし、ただそれを発信するだけでは閲覧数は伸びないので集客には繋がらないです。
大事なのは自分のお店をまず見つけてもらって興味を持ってもらうこと。
そして、その人たちが自分のアカウントにきてからやっと、試着の様子やドレスの魅力を発信した投稿をみることでお客様にサロンのイメージを伝えることができます。

3. 試着

集客が成功したら、次は試着のステップです。
私はこの試着のステップがとても大事だと思っています。
大抵のドレスサロンは、お店を持ちそこで試着をするためお店に行けるお客様が限られてしまいます。
ただし、結婚式を挙げる花嫁様は日本全国にいるため、そのターゲット層もゲットしたいと思い私は2つの方法で試着を行なっています。
それが、【郵送試着】と【自宅サロン】です。
もちろん郵送試着には紛失・盗難・破損のリスクが伴います。
でも、『リスクなくしてリターンなし』ですよね?
私はそのリスクを最低限に抑える方法を考えて、日本全国の花嫁様に自分が持ってるドレスを試着してもらおうと決めました。

4. 契約

お客様がドレスを気に入っていただけたら、次は契約です。
契約では、レンタル期間や料金、返却時の注意事項などの詳細を明確にする必要があります。ここでお客様に安心してもらえるように、料金体系やレンタル期間などをしっかり説明し、不明点がないように心掛けます。

5. 当日のドレス発送、返却

契約が完了したら、結婚式当日に向けてドレスの発送準備を行います。
まずはクリーニングして、その後メンテナンスを行います。お直しが必要な人はここでお直しも行っています。
私は、メンテナンスは自分でしていますが、クリーニングとお直しはプロにお任せしています。
そして、このプロの方々にも随時ドレスの相談をしたりスケジュール調整をお願いしています。
お金を払って残りは丸投げではなく、自分のドレスですから最後まで納得のいく状態になるように適宜コミュニケーションを取ることがとても大切です。
発送時には、ドレスが最適な状態で届くように丁寧に梱包し、指定日時に届くよう手配します。
結婚式後の返却もスムーズに進行できるよう、返却方法やタイミングについても事前にしっかりと確認しておきます。返却後のドレスは次のお客様のためにクリーニングやメンテナンスを行い、常にベストな状態を保つことが求められます。

このように、ドレスのレンタルサロンはドレスの仕入れからお客様の試着、そして契約や発送、返却まで多岐にわたる業務があります。
それぞれのステップで細やかな配慮やお客様との信頼関係が求められるため、大変な面もありますが、その分お客様の結婚式という人生最大のイベントに貢献できるやりがいのある仕事です。
この各ステップの詳細については、また別の記事でシェアしますね🤍

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