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流れにのってみる

なんでこんなことに?
いい歳してなにしてんだか…。

この間何度も思った。

特に重大事件では全くない。
本当に些細な日常のヒトこま。

よく行くビール&ワイン店の店長さんにさそわれ、
お店の常連さんたちと「ちょっとお店遠いけどおいしいワインを頂こうツアー」に参加させてもらった。
(※ネーミングセンスがない…)
大人10人でカウンターにならぶ。
しらない人たちばかりの空間に、少しの緊張とどうにかなるかの気持ち。

おいしくワインをいただいて、おいしいオリーブオイルまでゲットして。
そろそろお開きの時間。
自宅から考えるとそのお店から帰るのはなかなかの距離。
タクシー使ったら一万円以上は確実。
でも、今日はいいかと思っていた。
誘われて、その日が休みだった時点で「流れに乗ってみよう」と決めていたから。

何の話の流れか。
次の日の朝、なじみの店長さんのご実家で朝を迎えた。
二日酔いの自分に冒頭のフレーズばかりが浮かぶ。
なんとなくの記憶はある。
一人布団の上で目が覚めて、二度寝、三度寝を繰り返し。
さすがにそろそろどうにかして帰るかと覚悟を決め、人の気配がする階下に降りる
おかあさまがいらっしゃった。
時々お店の手伝いをしているときに顔を合わせたことがあるので少し安心する。
おかあさまの会話のチョイスと醸し出るちょうどいい距離感で
コーヒーやお水をいただく。

昨日、ヨガをする流れになっていたらしい。
記憶にない。
帰るか、と思っていたけれど、私がどちらを選んでも、本当にどっちでもいいよという空気感で
せっかくだし、ヨガをすることにした。
なにかの話の途中で「せっかくなので流れに乗ってみようと思って」とはなすと
それいいね!それを言えて選べる自分をほめたほうがいいよ!
とおかあさまから。

何してんだ、いい年してとか思うことたくさんあるけど
流れに乗ることを選べる自分、
今それをできる自分をほめてもらった気がした

へんな経験だけど、
次にお店に行くタイミングを少し考えるけど(笑)
なんだかとっても嬉しくなった出来事に変わった。

私が出会う人たちはなんて素敵な人なんだ!とただそれだけ。

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