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姉妹で投資・保険に対する考え方が違うことにたまげた話

先日実家で妹と話をしていて、ひょんなことから彼女の資産額(の一部)を知って驚いた。
さらに、資産運用に対する考え方に衝撃を受けた。

わたしは新卒から正社員(一般職)として勤めた会社を30代の半ばに退職し、それ以降は派遣・パートタイム、いわゆる非正規雇用で働いている。

自分なりにこれまでの人生を精一杯生きてきたし、なんといっても夫と出会うことができたのだから、今の状況にまったく不満はない。

一方、妹は看護師資格を持っており、正規職員として総合病院、クリニック、介護施設と転職を繰り返しながら資格を増やし、現在は一般企業の健康管理センターで産業カウンセラーとして働いている。

生涯賃金に差があるだろう、と常々思っていたのだが、具体的な数字として見せつけられるとやはりショック。ちょっとだけ落ち込んだ。

稼いでいてうらやましい、と素直に思う。
お金が多ければそれだけ選択肢が増えるし、精神的な余裕も生まれる。

まぁ、それはいいとして。

妹は外貨建て保険や投資信託をやっていると言う。
ここんとこ円安・株高で投資ブームだからね。
だが、わたしが尋ねてもその正式な金融商品名を答えらえず、内容もよく把握していない。
なんと、idecoとNISAの違いもよくわからないようだ。

よくよく聞くと、メインバンク(地銀)の営業さんから勧められた商品をそのまま契約しているとのこと。

衝撃だった・・・

妹は地銀にとって、わざわざ高い手数料を払って商品を買ってくれる上客だったのだ。

「営業さんからはネット証券の方が(手数料が)安いと言われたんだけど。でも、どこ(のネット証券)がいいのかわからないし、NISAとか自分でやるの難しそう。ネットの情報がたくさんあり過ぎて、どれを見ればいいのか良くわからないから。」

むむむ、わからんかったら勉強せんかぁーーーぃ!!!!!
保険と投資は別々に考えるべし!

わたしだったら、外貨建て保険は即解約。
ネット証券で今年から5年かけてコストの安い投資信託を買って、新NISAの非課税限度枠(1,800万円)を使い切る。

姉妹とはいえ、人のお金のことだからアレコレと口を出すのはやめておいたが、うーーーん、と思わされた一件だった。

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