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【科研費事務】研究費の前倒し申請について

科研費は研究計画が予定より早く進むなど、研究計画の変更等があった場合に、ルールに乗っ取って申請することにより、来年度以降の研究費を前借りすることが可能です。

今年も科研費の前倒し申請の受付が始まっています。

(補助金)「調整金」を利用した前倒し使用
(基金分)前倒し支払請求

第1回と第2回があり、学振への提出期限は9月1日、12月1日です。
(所属機関内の締切はこれより早いので確認が必要です。)

それぞれ申請の承認後、10月下旬、令和6年1月中旬にお金が送金される予定です。

主な留意事項は次のとおりです。

(共通)
・直接経費の請求額は、10万円単位で行う
・応募資格の喪失等による補助事業の廃止が見込まれる場合は、申請することはできない
(来年退職する予定だから廃止する前に研究費を全部使い切ろう!と考えてもダメです。)

(補助金)
・年度以降の研究費を全て「前倒し使用」の申請に計上することや、「前倒し使用」することにより研究期間の短縮を行うことはできない
・研究期間中、いずれかの年度の交付予定額を 10万円未満とすることはできない

(基金分)
・前倒し支払請求を行うことにより、いずれかの年度の交付額を「0円」とすることはできるが、補助事業期間の短縮はできない

研究計画の進捗を確認のうえ、必要に応じて活用していただければと思います。


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