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赤澤えるさんと辻愛沙子さんのラジオの話①

2020.04.23(木) ShibuyaCross-FM

赤澤えるさんと辻愛沙子さんのラジオをきいた。
このラジオをきいたあと、心がメラメラ燃えていた。
だから、忘れないようにここに記録しておく。

えるさんと辻さんには似ている部分がある。

それは、「疑問」をそのままにしておかないところ。
きちんと自分自身が「納得」した上で、物事を進めているところ。

それって、本当にすごいことだと思う。

私にはない。
私は日々の仕事の中で、「そういうものだから」って進めることが多い。
「疑問」を感じることが薄くなってきている気がする。

これは、えるさんが体験した「革」のお話。
辻さんが、倫理という言葉を考えて使うようになった、影響を受けた話と言っていた。

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ストライプインターナショナルはアニマルフリーという取り組みをしている。
動物のレザーやファーを使用しない、仕入れない取り組み。

LEBECCA boutiqueはヴィンテージを取り扱っているため、
買いつけにいくと何十年前の「革」がでてくる。
でも、何十年前の「合皮」が綺麗に出てきたことはなく、
数年前の「合皮」でもベタベタになっている。
「使い込むことに適していない」と目の当たりにしてきた。

レザーは良いものっている感覚があると思うけど、
感覚だけではなくて、「これって証明だよな」と思いながら仕事をしてきた。
それを扱ってはいけないということに、「疑問」があった。

そんな「疑問」を持ちながら会社にいたら、働いている人たちは革のカバンやお財布、
革靴や革のベルトを使っている。
自分に取り入れていることを目の当たりにして、使っている人たちにきいてみた。

「なんでそれを使っているんですか?」

ご褒美で買ったり、プレゼントでもらったり、
「大事にする」ということを前提にそれをお迎えしている。
自分は納得感が高いっていう状態で使っていた。

そんなに納得しているものだったら、お客さまにPRして
お客さまに紹介して買っていただきたいと思う。

けど、そこで価値観の違い、「疑問」が出てくる。

「革」って本当にダメなのか。

それを知りたくて、日本の革を取り扱っている工場を巡らせてもらった。
動物をと殺するところからみさせてもらった。
そこで「かわいそう、気持ち悪い」というマイナスな感情を抱いたら、
私も革を使うことをやめようと思った。

それで生活をしている人がいて、
その中のお肉は食べられているというところをみて、
焼肉で食べた外側はこうなっているんだと実際にみたら、
匂いが激しかったり、なれない部分もあったけれど、
「美しいな」と思って帰ってきた。
無理やり殺していない。

だから、レザーに関しては、「納得」できるこたえを自分の中で持っている。
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辻さんが仰っていた、
「すべての人に適用できる絶対的な正解はない。
でも、リアルに自分の目でみて、本当に知って、事実をみて、感じて、考えて出した答えなのか、
実はそうじゃないところがあったなとすごくハッとした。」という言葉。

私もこの話をきいて、ハッとさせられた。

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