友だち
今日は若い友だちと
ランチを一緒する為に
いつもより早い時間に
起床して準備をした。
着ていく服にバッグに靴
しっかり
コーディネートした。
小さな頃から
おしゃれが好きな母に
育てられ
器用な母は洋裁や編み物が
得意で日本に既製品が
流通していない時代は
母の手作り品を当たり前に
着せられていた。
母は今でいう
フェミニンで愛らしい
そういった物を好んでいた
従って私もフリルがある
可愛い洋服を着せられ
自分でもそういった物が
好きだと思い込んでいたが
思春期になれば
自分の好みが出てきて
高度成長期を迎えた
世の中には
既製品もふんだんに
出回り
私はアイビールックが
好きだった。
コインシューズが懐かしい。
友だちは相変わらずの
温かい素敵な笑顔で
待って居てくれた。
お互いに近況報告して
互いに息災を喜ぶ….
何でも
子どもさんの進学が
決まりホッとしている
様子が嬉しかった。
困難な子育ても家族で
乗り越えてよかったと
愛に満ちた日々を賛辞
したいと思った。
博多の街では
大相撲九州場所があり
素足に雪駄の若い力士も
街中で見受けられて
いよいよ冬が近いと
知らされる。
『月のみか
雨の相撲も
なかりけり』
松尾芭蕉作