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産婆girls Nightへの想い
産婆girlsの誕生
元同僚の助産師さとゆか ととある勉強会に参加した。お産先進国ニュージーランド(NZ)、カレンギリランド氏の講演だ。
NZの出産システムを構築され、女性と助産師のパートナーシップを提唱されているカレン氏。NZでは、「女性が、一緒にお産をするパートナーを選ぶ」決定権があり、そのパートナーのほとんどに助産師が選ばれる。それは、妊娠〜出産〜育児を通して、医療者とのパーソナルな強いパートナーシップ、信頼へとつながっていく。
ちょっと心配事があるとき相談にのってくれる人、ちょっと嬉しいことがあったとき一緒に喜んでくれる人、女性である自分の一番の理解者
それが、女性の専門的知識を持った助産師であるということ。
私は助産師でありながら、そんな助産師さんが私にも欲しい!と一女性として講演を聴きながら強く感じた。
が、今の1施設かつ短期間で完結しがちな日本の出産システムでは、ママとその家族のサポートを”継続的かつパートナーシップを結びながら”行うことは困難な現状が否めない。ということも講演を聴きながら改めて痛感。
今ある出産システムで、どうママたちの身近に助産師が寄り添える環境を作ろう。
そう考えたとき、まずは小さな第一歩として『助産師同士の横のつながり』をつくろうと思った。
そして、翌日にはポスターを作り、イベントの告知をした。
これが、ひとみん×さとゆか”産婆girls” の原点。
産婆girls の目指すもの〜女性のそばに助産師を〜
日本の出産は病院やクリニックがほとんど。”出産”で一区切りつくも終わりではなく、産後入院期間を終えたママやその家族は、全員地域で育児をしている。
私自身、病院で働く助産師、地域で働く助産師どちらも経験し、どちらにも大切な役割があることを感じている。そして”継続ケア”という観点において、どちらにも限界があるということも。
だからこそ、お互いに得意なことを生かし、できないことを、もっと風通しの良い関係で補いあえたら最高じゃん。
病院、診療所、地域の垣根を超えて、助産師の横のつながりがあればもっと切れ目のないサポートができるはず。
それが、NZのようなパーソナルなシステムとまではいかなくても、もっと女性やその家族の生活の近くに、気軽に話せる助産師がいることに繋がる。
と信じている。
産婆girls Nightへの想い
”助産師の横の繋がりをママやその家族の笑顔に繋げる”
をコンセプトに今回開催する”産婆girls Night”というイベント。
まずは、施設の垣根を超えて顔見知りを増やそう。
病院助産師×病院助産師で産まれるもの
病院助産師×地域助産師で産まれるもの
他施設との敷居が低くなることで産まれる「繋がり」が楽しみで仕方ない。
助産師さんって熱い想いを秘めている方がとても多い。そしていざ話だすとと止まらない。(笑)
その想いを、施設を超えた助産師仲間に、もっとオープンに話せる熱い夜があってもいいじゃないか。
自分の中にある助産師感を感じる。
新しいアイディアに出会う。
同じ想いを持った助産師同士で何かやるのもまた一つ。
産婆girls Nightに参加される方にとって忘れられないスペシャルな夜になることを願って。
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