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入院準備

AYA世代息子のALL闘病日記④

骨髄検査は無事終了。

リケジョDrの宣言通り、サッサとやってくれたようで意外と痛くなく検査中とその後もスマホを触れる余裕があるくらいだったと息子。

さすが、リケジョDr。カッコいい!

骨髄検査が終わると入院の説明を聞きに入院受付センターへ。

大きな病院は分業制だから、検査や説明聞くのにも別の場所に移動が大変。

外来の案内図をもらっていてもプチ迷子になりながら入院受付センターに到着。

入院に必要な物品と書類を確認しました。入院誓約書、基本情報記入書、身体拘束に関する書類、栄養とアレルギーに関する書類等々をもらって入院当日に提出することに。

帰宅途中、入院に必要なものを買い足しにショッピングモールへ。

2人とも腹減りMAXだったのでフードコートで早めの晩ご飯。長崎ちゃんぽんを速攻で平らげていました。

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診察中にDrから食欲はあるか、歩けるか?等々聞かれ1週間後には歩けなくなっている可能性もあると言われました。

たしかに関節痛は少しずつ酷くなっているみたい。

今日は当務明け(24時間勤務後)で1日病院を動いて回ったのでいつもよりも膝が痛いとは言いつつも歩けるし、この通り食欲はある。

これまでにも何回も来たことのあるフードコートを見渡しながら

「オレ、白血病ってホントかな?

フレッシュジュースも美味しそうやし、ポッピングシャ○ー(3○アイス)も、もうしばらく喰えんのか…。さいごに食べたいなぁ。」とポツリ。

(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

そんなこと言われたら、買うてまうやろーーー!

って買ってあげて、

デザートにポッピングシャ○ーを食べた後、フレッシュジュース(メロン)も完食。

こんなに食欲あるのに。

ほんとに白血病なん?

(*_*)

これから入退院を繰り返し長期戦になることから、職場に休職と限度額申請の手続き、生命保険内容の確認のほか、一人暮らしの家の契約をどうするか、車やバイクその他の支払いをどのようにしているのかを息子から聞いて通帳、印鑑、書類等々を把握しました。

この間、広島にいる主人が車とバイクの保険会社に連絡して一旦保険を止めてもらうことに。

1ヶ月後の様子では家を解約することになるかも。

だけどまだこの先どうなるかわからないから、すぐには決められない。

ひとまず家に帰って荷物をまとめる。

息子も職場に事の顛末を報告。

今どきの子ってすぐにインスタにあげるんですね。

急に入院になることを早速インスタにアップしとるらしい。

母親には自分のインスタ見て欲しくないっていうからいまだに私は見られないけど、友達や職場の先輩方から「何があったん?」「入院頑張れよ!」「大丈夫!待ってるぞ」っていう電話やメッセージをたくさんいただいて、隣で聞いてて、

私が知らない間に、この子はほんとに、たくさんの方々にお世話になってるんだなーって感謝の気持ちでいっぱいになりました。

明日が祝日なので入院はその翌日から。

Drからは入院まで側についておいて欲しいと言われたけど福岡市内に留まるのは私の仕事の都合上厳しいので北九州まで一緒に来させることに。

明日は職場に休職のご挨拶と逢っておきたいお友達と逢うとのこと。

家族以外にもどうしても逢っておきたい人がいるって…。

そうだよね。

息子はもう、小さかった頃のように私たちだけの息子ではなくなっている。

親離れ出来てるってこと。

ちょっと寂しいけど

私たち家族以外にもたくさん繋がっている人たちがいて、自由に出来るさいごの時間はその人と居たいと思う気持ちは当然よね…

って、そのお友達が誰かは謎やけど。

誰なんやろか、男の子なん?女の子なん?そのあたり色々気になるけどもやね(-.-)y-., o O

夜遅くなってしまったけど、北九州の義実家に向かいおじいちゃんとおばあちゃんに元気な顔を見せて、お正月には蟹とフグ鍋をしよう!と約束しました。

「こんなに普通に見えるのにね…」とおばあちゃん。

抗がん剤を使って治療経験のあるおじいちゃんからも温かいアドバイスをもらいました。

娘はその夜、今日はお兄ちゃんと川の字で寝ようか…って言ってたけど、

速攻で息子は寝てしまいました。

やっぱり疲れてたんだね。

寝落ちした息子の顔を見ながら涙がうるっと出そうになったけど、

いや、まだ泣かない。

そう決めました。

次に続く。






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