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仮)自転車,ロードバイクについての自論まとめ

テスト,仮公開です.眠いなかで適当に書いてます.のちに修正,追加するかもしれません.自転車初心者ですので,きつい反論はおやめください.この記事はロードバイクや自転車趣味全般について,機械工学や材料力学をかじったことのある私が記事にしてみようと思います.

自転車いじりは自分で乗ることのできるプラモデルと言われます.通常の100点の手順よりも自分で思考して,さらに多くの手順や工夫をすることで120点の作品を作り上げることができます.ワイヤーの長さや潤滑,ハブの調整などです.その中でレースなどに参加せず,体を鍛えない自分たちとしては,いかに楽に早く遠くに行くかということが大事になります.すなわち機材です.

例えば,自転車で一番大切なパーツはホイールです.単純に回転部品であり,一番高速回転をするからですが,さらに言えばリムの性能(剛性と軽さ)が8割と言われていますその点で価格面を除いて,カーボンディープリムがもっともベストな選択であると現在の流行から言えると思います.リム自体で剛性が高いことによりスポークに負荷がかからず,リムやスポークの変形による力が逃げるのを防ぐことができ,効率よく走ることができると考えます(ホイールの空気抵抗はそこまで大切ではない)

次に,ハブにはシールドベアリングとカップアンドコーンがあります.シマノはカップアンドコーン形式ですが,どちらが良いとは言えません.手で回した感触だとシールドベアリングのほうが抵抗なく回ります.しかし手で回すときの荷重と回転数はほぼゼロなので,実走行時はそれなりの負荷と回転で使用することになり,ハブにかかる荷重は摩擦係数と重量を掛けたものになり,手で回した時のわずかな抵抗が,実走行では大きな抵抗になっているかもしれません.

ハブの整備では,カップアンドコーンの玉当たり調整は慎重にやりましょう.異物はもちろん,ガタが出なければいいというわけではありません.少しきつめくらいがちょうど良いと思われます.ガタが出るぎりぎりだと負荷がかかったときにガタが生じて,ワンに虫食いが発生するかもしれません.ちなみに手組ホイールで,ラジアル組をやると,ハブに高負荷がかかり,ベアリングが破損する可能性が高いと思います.一度,破損しているのを確認しました.

個人的にはLWCあたりでカーボンリム(できればチューブラー)を購入して手組することがもっとも安価で性能が良いホイールが作れると思います.それか個人的にはシマノの完組ホイール(使ったことないけど,WH-RS700-30とか)の二択がおすすめです.晴天時にはカーボンリムで,専用シューでも制動性能に特に不満は感じませんでした(というかアルミリムより止まる).また手組は組むときに必ず防護メガネを掛けましょう.スポークの先端で目をさしそうで怖いです.誰かやった人がいそうですね...

基本的に昔ながらの32Hや36Hでハイトの低いリムを使った手組ホイールはおすすめしません.リムが剛性が低いため,走行中に変形し,損失が発生し,スポークが引っ張られ,さらに損失が発生します.要するに前に進む力が,リムやスポークを変形するための力に利用されてしまいます(違ってたらすみません,確か材力でやりました).その点,完組ホイールは頑丈なリムを用いて,変形が発生しないため,スポークに引っ張りの力が発生せず損失が限りなく少なくなり,またスポーク本数も少なくできます.あくまで初心者の私の持論なので,検証などは行っていません.某新宿の有名ショップの方が,ハイトの違うリムでスポークテンションを測定しながら,負荷をかける実験をしており,結果からハイトの高いリムが有利であるということを述べられていました.

そもそも30km/hで走行すると空気抵抗が7割,残り2割が路面とタイヤの摩擦抵抗などでハブやドライブトレインの機材の抵抗はほぼ0と言われています.しかしカンパのZONDAなどはペダルを止めても非常によく回る感じがします.なかなか物理的には説明できない現象かもしれません.

よく自転車のホイールを作業台などで空転させている動画を挙げている方がいますが,まったく意味がないと思います.慣性の法則でリム重量が重いほうがよく回り続けます.ベアリングの性能はほぼ関係ないと思われます.たとえばZONDA(後輪)などはリム重量が500g近くあるのではないでしょうか,シャマルウルトラは450gです(測定済).私の持ってるチューブラーカーボンリムは350g以下(測定済)です.このリム重量が重いという点は実走行では疲労が増え悪影響しかないと思われます.

スポーク数は安全性の観点から24~28H程度が良いですが,シマノではハブの設定がDura-AceかTiagraになりあまり良い選択ではありません.ちなみにカンパのシャマルウルトラ,ミレのアルミスポークは一本2000円程度するようで,万が一数本折れるだけで大変なことになります.カーボンリムなどのハイトが高いリムが全盛の今は手組用にシマノが全グレードで16H, 18H, 20H, 24Hのハブを発売してくれると嬉しいですが,実際にDura-Aceはいまだに9000系のハブのみで,これ以上新型のハブが出ないのかもしれません.

営業妨害になるかもしれませんが,私の経験上,カンパの製品はシマノと比較して著しく強度や耐久性が低いように思います.シマノ以外の製品はあまりおすすめできません(カッコはいいですしロマンはあります).シマノと比べるとどうしても高くなりすぎます.また通常の手組ホイールのスポークなら一本100円以下です.

基本的にコンポーネントはシマノがおすすめです.他のメーカーは使ったことはありませんが.補修パーツの入手性や価格が高いことが挙げられます.ただ,カンパのあのデザインはやはりかなり良いですが,やはりコンポは耐久性や補修部品の入手性を重視すべきです.買って2~3年で使えなくなるのは悲しいですし,やはり10年単位で使えるようにしたいです.

また初心者の私はフラットペダルのほうが楽です.SPDペダルも持ってます.しかし一般的に引き足はほとんど使われていないことが多いようで,どちらかというと足の固定のために使われているようです.ゆるく走る分には運動靴で十分です.

フレームは性能重視であればカーボンかアルミ,見た目や耐久性重視ならクロモリが良いと言われています.クロモリは長く乗れる分,性能が低いと言うことを聞きます.個人的に今はどんなカーボンフレームよりもクロモリがカッコいいと思います.私のはアルミですが.

まああれこれ言っても仕方ありません.どんなに安いパーツでも楽しく走れるなら,それで十分です.逆に高いパーツばかり使って,外を走れず部屋で飾ってるだけになったら負けです.

最後まで読んでくださりありがとうございました.もしお金に余裕がありましたら,読まなくても良いので別の有料記事を購入してください.よろしくお願いします.


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