手作りの温もり ブックカバー製作⑥仕上げと完成
こんにちは!
「手作りの温もり ブックカバー製作」シリーズ、第五回です。
このシリーズでは、本革ブックカバーを製作する過程を紹介しています。
前回は平縫いを行い、ブックカバーの形が完成しました。
↑前回の記事はこちら
今回は仕上げの「コバ磨き」をして、完成品のお披露目と致します!
コバ磨き
「コバ」とは、切り出した革の断面のことです。
貼り合わせた革の断面にトコフィニッシュを塗布して摩擦を加えることで、革の合わせ目を目立たなくする作業が、コバ磨きです。
こちらを革の合わせ目に少量塗って、ごしごし摩擦を加えて合わせ目を消していきます。
この作業で役立つ道具が、こちらのような物。
写真右が、床面磨きでも登場した「ヘラ付ヘリ磨き」。
左は、ただの革の切れ端です。
手順は以下の通り。
やすりを使って断面の凹凸を揃える
トコフィニッシュを薄く塗り、革の切れ端でコバを磨く
トコフィニッシュを薄く塗り、ヘラでコバを磨く
摩擦抵抗が大→小になる順番に、磨きます。
この工程をすることで断面が綺麗に整います。
そしてこれで完成です!
完成品画像
技術的にはまだまだですが、どうにか他人に見せられる程度の物は作れたと思います。
作品名を「ブックカバー」としましたが、A6サイズの手帳を入れて手帳カバーとして利用することもできます!
他の革小物も作ってみたいのですがまだまだ未熟なので、もう少しこのブックカバーの形を製作して、練習しようと思っています。
なおこちらの作品はこの後急ぎで、とある知り合いにプレゼントしました。
とても喜んでもらえました!
完成写真が少ないことをご容赦ください。
おわりに
長いシリーズになってしまいましたが、最後までご覧頂き、ありがとうございました。
手作りの革製品はちょっと特別感があり、また長く使えるのでプレゼントにはうってつけですね。
このシリーズをご覧になった方がレザークラフトに興味を持って頂けたら、あるいは既にクリエイターとして活躍している方のご参考になりましたら嬉しいです。
最後に今回使用した牛側タンロー素材の商品ページへのリンクを張らせてください。
シンプルで品質も良く6枚入りで、今回紹介したようなブックカバー4つ分になりますよ!
染色からがっつり楽しみたい方にオススメです。
↑レザーマート楽天市場店さんへのリンク
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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