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詩のリズムについて

 こんにちは~小池竜太です。今日は僕の普段書いている詩の添削とリズムについて話をしたいと思います。

まず詩のリズムなんですが、リズムの顕著な詩を音読するか、心の中で黙読すると分かると思います。まず西洋のリズムの顕著な詩の一つにヴェルレーヌの秋の歌、があります。

ヴェルレーヌはリズムの非常にうまい詩人で19世紀フランスを代表する詩人です。

秋の歌、堀口大學の訳です。


秋風の
ヴィオロンの
節長きすすり泣き

物憂き悲しみに
わがこころ
傷つくる

時の風
鳴りもいづれば
切なくも胸せまり

思いもいづる
来し方に
涙は湧く

落葉ならぬ
身をばやる我に
かなたこなた
吹きまくれ
逆風よ

ちょっとうろ覚えですがだいたいこんな感じですね。

「物憂き悲しみに」でリズムは少し盛り上がり
「わがこころ傷つくる」で下がります

後はここで引用すると長くなるので、リズムのある詩は、東洋は萩原朔太郎、西洋はヴェルレーヌとハイネですかね。リズムは名詩人にみんなあるんですが、顕著なのは上に挙げた2人です。よかったら皆さんもいい詩を探して僕に教えて下さいね!


今回はこのくらいにしておきますね。

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