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「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」

「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」

医学の父といわれる古代ギリシャの医師ヒポクラテスの言葉です。

フィトテラピーを学び始めた頃に知った言葉ですが、最近また別のところでこの言葉に出会いました。

私たち人間は文明の発達とともに自然から離れ、時には破壊をし、人間界と自然界を切り離して進んできました。でも、人間も自然の一部であり、大いなる宇宙という自然の中に内包された存在です。自然界、つまり植物のある環境との調和があってこそ、人間は健やかな暮らしが可能になります。

都会に住むからこそ

だからといって都会に住むことはもちろん悪いことではない。わたしも都会のど真ん中に住んでいます。そうであるからこそ、だからこそ、自然界と繋がるアクションを積極的に取り入れているのだと思います。

精油、ハーブ、オーガニックコスメ、マクロビオティック、オーガニックコットン。

字面で見るとなんだか気取った感じもしますが、すべて自らが心地よく生きるための術。これらがあってこそ私はここで生きられるのだと思います。

いつかは日本の自然豊かな場所に暮らしたいなと思いつつ、様々な事情で都会に住んでいますが、ここでの暮らしもとても楽しんでいて、この街のいいところもたくさんある。ここに住んでいること自体、何かの縁であることは間違いないし、この場を思いっきり満喫したい。だからこそ私は意識的に「自然界と調和して生きる」ことに目覚めたのだと改めて思います。(あと東京にも意外と自然はありますよね)

「自然界と調和して生きる」

マクロビオティックフードレメディのみえ先生がおっしゃっていたお言葉。

自然のリズムを理解・体感し、〈自分のこと=自然・地球・宇宙のこと〉として大きな視野でものごとを考える生き方。

マクロビオティックは「自然界と調和をとるための食べ方」であり、アロマセラピーは「自然界と調和をとるための香り」。食べ物が物質的な身体を作り、香りが心・精神を整えます。

「自然界と調和して生きる」ことに目覚めるほんの些細なきっかけ、あるいは、自然と調和して生きていくことの、ちょっとしたお手伝いを精油の香りを通してしていけたら。だってその方が心地よく自然体で生きられるから!
という私も、まだまだ調和しきれてないですが。。

でも完璧でなくていいし、というか完璧を求めたらPCもスマホも捨てて森の中に住む。。みたいなことになると思うので。
だから日常の中にたまに自然と触れ合う時間を作ってみたり、食べ物や衣服、香りとできそうなことから取り入れてみたり。

自然界と調和する、というとなんだか難しそうですが、そうたいそうなことではなく、簡単なことでいいのだと思います。
だって私たちはすでに自然の一部。不自然なものをできる限りでそぎ落とし、自分の中にある自然を思い出す。そのお手伝いを精油の香りがしてくれます。

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