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『やめる時間術』を読んで少しやさしくなれた気がする

一気に働いたから休憩しようとか、午後は用事があるから午前中に夕ごはんの下ごしらえしときたいけどあんまりつめると夕方疲れそうだから今のうちに休んどこうとか、外での用事が続いたから明日は家にいる日にしようとか、そうやって疲れをためないようにしている。
以前はこうはできなかった。
尾石晴さんの『やめる時間術』という本を読んで、自分の1日のスケジュールを見える化してみた。
「ゴミ出し3分」「長女の提出物チェック&記入5分」など、一つ一つの動作をいちいち書き出してみると、まとめられることやしなくてもいいことが見えてきた。
これはやってみてわかったけど、とても良い。

動作と動作の間には頭の切り替えにも時間が必要で、そんなほんの少しの時間でも積み重なるとこんなに時間を費やしてるんだと気付いた。

同じような用事(買い物、子どもの提出物や郵便物チェックなど)はまとめて済ますようにすることで、1日にぽっかり自由時間が生まれたりする。

わが家では小学校低学年2人、年長1人をほぼワンオペで、さらに夫の仕事への送迎も最近はほぼ毎日ある。
夕方以降は食事風呂洗濯など体力的にも精神的(穏やかを心がけるがほぼ無理)にもハード。
これは動かしようのないスケジュールなので、ここに自分を合わせることは決まっている。
子どもたちが自分でやりやすいように物の配置をすることもだし、自分の体力を残しておくことも、そして子どもの大声や喧嘩に耐えられる心の準備も。

夫の送迎が車で往復1時間(混んだり寄り道で買い物とかあるともっと)というのは絶対どうにかしたほうがいいんだけど現状割り切ってる。

自分の自由時間がないという不満はある。けど、30分でもぽっかり生みだすことが出来てから、少しやさしくなれた気がする。
自分でコントロールできる時間があると思えたからかもしれない。

子どもが登校しないことや、そんな色々から家族のために自分が振り回されてるような気になったり自分の心身に不調が出た。
バイトにも行かなくなった(できるときに出勤という、有り難い対応をしてもらった)ことで焦燥感やプレッシャーも減ったし、今は自分を整えることと家庭を整えることを大切にしてる。
自分一人の時間が絶対必要な私にとって、時間をどう使うか、また、どう使わないか、を整理することは、ずっとしたかったことだった。
この本に出会ってよかった。
こうして時間を見直すことは癖にしたいな。

ここまで書いて子どもたち起きた。

末っ子を幼稚園へ送り、小学生2人は体調不良で休むことに。
寝ぼけた夫からの連絡を受けて、これから迎えに渋滞の街へ車を走らせる。帰ってシャワー浴びたらまた同じ場所へ送る。これで帰ったら子どもたちに昼ごはん。



今日もがんばるか。

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