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ほめられてもほめられなくても動じない動中の静

ほめられるのは嬉しい。けど、ほめられなくても気にならないようでありたい。ほめられても浮かれないでいたい。

ある整体コミュニティで、年4回の会報に寄稿している。
ある一つの分野について、たとえば綜統医学ならその提唱者の著書を読み、3000文字程にまとめるというもの。

読んだ人それぞれの学びになるものでなくては意味がない。
そして私がそうだからなのだけど、難しい言葉がただ並んでいる文章は頭に入らないから、ほんとに誰が読んでも理解できる、かつ勉強になる、を心がけている。
ちなみにその会員の中にはこの道60年とかの大先輩もいる。

連載を始めて2年経ったけど、毎回本当に難しい。
今月は『キネシオロジー』について。生理学、神経学、解剖学、、、とにかく動物の体の運動についての学問。

なんとかやりきった。そしたらほめられた。素晴らしいと。

そのコミュニティの理事にも入れてもらっていて、先日はzoomでの理事会中に議事録の記録を初めて担当した。
整理して送ったらそれもほめられた。先輩たちもわざわざ連絡をくれた。

私は漫画ですら読むのが本当に遅かったし、文字ばかりの本を読むと眠くなるしで読書は得意じゃないと思ってた。
でも引き受けたこの寄稿の仕事のおかげか、本が読めるようになって好きになった。
語彙や文の組み立て方のレパートリーも増えていた。
いつのまにか、読む、解く、整理する、とかができるようになってきた。
そんなことをできるようになろうだなんて考えたことなかった。
ただ自分にとっても勉強になるし、って気持ちでやってた。

褒められるのは嬉しいから「まじすか!ありがとうございます!」って素直に喜ぶ^^
あとは淡々と自分のペースに戻りたい。
『動中の静』という言葉が好き。

まわりにもてはやされても、浮かれない
まわりに悪く言われても、気にしない

まわりで何が起こっても、自分の心をニュートラルに平穏に保つ。
これができたら人の声に惑わされることなく、自分の心の声をもっと聞けるはず。
迷いがなくなっていくはず。
直感に従って、もっと楽しくなっていくはず。

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